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フードチェーンマグネイト/ Food Chain Magnate

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(5人でインスト込み4時間ほど)

【概要&ルール】

宣伝してハンバーガーやピザ、飲み物を近所の家に売りまくれ! え?ハンバーガーはどうかって?悪いな今うちはハンバーガー2つとピザとコーラがセットになってないと買いたくないんだ。

ファーストフード店の店長となり、様々な店員を雇い、それら店員の力で宣伝や商品の製造、販売を行って金を稼ぐゲームです。

ゲームは、ざっくり以下を銀行がパンクするまで繰り返します。

1.使用カードを決める
全員同時に、自分の手札からこのラウンドで使いたいカード(店員)を選びます。CEOカード(スタート時から持っているカード)にはスロットが3つあり、各スロットに1枚ずつカードを割り振ります。カードにはスロットを増やすものも有り、それを使うことで1ラウンドに使用できるカードが増えていきます。
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(これはアクション開始した後ですが、こんな感じでスロット(黒いカードの下に書かれた数字の書かれた箱)にカードを配置する感じで使用カードを決めます)

ここでカードを割り振らずに空けておいたスロットが多いプレイヤーから順にこのラウンドのプレイ順が決まります。

2.カード効果を適用する
手番がきたら先ほど選んだカードの効果を適用します。カード効果は、人を雇う、宣伝を設置する、人を訓練する(カードをアップグレードする)、ハンバーガーを作る、飲み物を作るなどがあります。

3.商品の販売
宣伝によって需要が発生している家に対して、商品の販売を行います。商品の販売は、その家にある需要を全て満たしている店(プレイヤー)のうち、家までの距離(モジュラーボード数)+商品価格が一番小さい店の商品が販売できます。

4.宣伝の解決
カード効果で宣伝を行っていた場合、ラウンドの終わりにその宣伝によって家に需要が発生します。宣伝の種類によって、宣伝タイルに隣接している家のみ、宣伝タイルと同じ区画にある家のみ、宣伝タイルを中心にモジュラーボード9枚分など効果範囲が異なります。

【プレイ内容】

一味さん、一発命中Pさん、如月さん、タムラさん、僕の5人で。

一味さんとタムラさんは既に何回か遊ばれていて、僕を含む残りの3人は初プレイです。
要素をいくらか削ってコアだけにし、終了までも短くした練習ゲームも用意されていますが、経験者の方々と未経験ながら気楽な我々が大丈夫でしょうと判断していきなり通常ゲームで遊びました。

メインボードは小さいボードをいくつか組み合わせて作る形式で、ここで他と道が繋がっていない飛び地ができるとそこを抑えた人の一方的な展開になる場合があるとのことだったので、とりあえず飛び地がないかチェックが行われたあとスタートしました。

ハンバーガーなどの飲食物を作ったり、宣伝をうったりする様々な全てのアクションはカード(人)に紐づいているので、まずはやりたいアクションのカードを手に入れる(人を雇う)ことから。
YOU!と書かれたCEOカードは、ゲーム開始時から持っており、新たなカード1枚を獲得できる効果があります(人をひとり雇えます)。

最初に誰を雇うかでこの後の進め方に大きく影響しそうなので、後手番だったこともあり、とりあえずみなさんの手をよく見ることにしました。このゲーム、マイルストーンと呼ばれる「ある行動を一番最初にとった際にもらえる特殊効果カード」があり、その効果が結構強いのです。しかも、1枚でも取られたらラウンド終了時にゲームから除外されます。つまり、あるカードを取りたいのであれば、誰か取ったら同じラウンドでとらないとなりません。なので、ウェイトレス→トレーナーと雇ったAさんと、トレーナー→ウェイトレスと雇ったBさんでは結果的に雇った人は同じですが、2ラウンド頭に動ける人が異なるので、取れるマイルストーンが違ってくるのです。

一発命中Pさんが飲み物を1つ調達するカードを取った以外は、みなさんトレーナーを獲得。初めてトレーニングを行ったらもらえる、毎ラウンド支払う給料を15ドル減らせるカードが強いんでないかと思い、僕もトレーナーを取ってみました(ちなみに、ハンバーガーだろうとコーラだろうと、ゲームに登場する品物は種類によらず基本価格は10ドルです。なので、毎ラウンド1,2個販売できてるのと同じ効果になります)。
一発命中Pさんの取った飲み物1つ調達は、初めて飲み物を調達することで、カード効果+1の飲み物を得るカードがもらえます。さらに、まだ需要が発生してないので獲得した飲み物を捨てることになるため、初めて品物を廃棄したという実績も解除されて、通常はラウンド間を持ち越せない品物を10個まで保持できるようになる冷蔵庫カードももらえるという、特殊効果カード2枚取り。

次のラウンドも分岐は続きましたが、続けて僕は最初に1ラウンド3人を雇うというマイルストーンを取りに行きました。スロットという制限はあれど、人雇えば雇うほどアクションが増えていくので、1ラウンドで雇用できる人数を増やそう!→ついでにマイルストーンも解除しちゃおうという程度ではありましたが。

一発命中Pさんや一味さん、如月さんは既に宣伝アクションをするためのカードも、品物を生産するためのカードも手に入れて、販売に向けて動き出されてましたが、僕は金を稼ぐのが目的というのも忘れて、今後のことを考えての下準備をまだやってました。グルという1アクションで3段階アップグレードさせられるカードを手に入れるまでは、タムラさんも下準備されてましが、そこまでは似たような行動をしてきたタムラさんともここで分岐。
トレーナーやグルの効果でアップグレードできるのは、「そのラウンドに使ってないカード」だけなので、何段階も成長段階のあるカードだと、育てきるまで使えなかったのです(あくまで僕は)。

そんなことをトロトロやってる間に、徐々に販売競争が始まってました。一発命中Pさんは最初に宣伝をうったことで得られた「宣伝の効果を永続化できる」能力で自分の店の近くの家にビールの需要を発生させて、固定客化して固い収入源を確保され、一味さんはボード上に家を増やしたり、その家の購入価格を2倍にする庭を追加できる人を雇って自分の店の周りに販路を拡大した上でコーラを販売されてました(値下げ合戦が始まらないかぎり、店から家までの距離が近い方に売れるので、店の近場に需要を作るプレイになります)。
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(そろそろ需要が発生し始めたところ。まだ平和に自分の店の近くに売れてます)

そして、如月さんは1ラウンド我慢して宣伝マンをアップグレードし、飛行機でボード上を帯のように需要を発生させられる人をゲット。飛行機よりも能力の低い宣伝では1,2軒に需要を発生させるだけでしたが、飛行機は、場所にもよりますが5、6軒に需要を発生させられます。需要=売れる数ということで売上増はかたいです。

そして、飛行機での宣伝対象はハンバーガーを選択。これまで飲み物ばかり売られていた町についに固形物が登場です(といっても、1個あたりの販売価格や利益は品物がなにでも変わらないんですが)。

このハンバーガーの宣伝にあわせて、如月さんをはじめとする何人かの方が、「初めてハンバーガーの宣伝を行った」の実績からハンバーガーを1つ売るごとに5ドルを得る特殊カードを獲得されました。それもあってか、町にはハンバーガーの宣伝が多くなり、みなさんの供給もハンバーガーが増え始めました。
実は裏でタムラさんがグルを使って、飲み物をとってくる人のカードを最大まで訓練しており、供給量でタムラさんに敵わなくなったというのも関係しているようでしたが。

一発命中Pさん、一味さん、如月さんはそれぞれ儲けをだしてましたが、庭や家の配置で売値を倍にしつつ販売経路を開拓した一味さんが一歩リード。最初に100ドル達成するというマイルストーンもクリアして、「そのラウンドの儲けを1.5倍にする」特殊カードも手に入れてました。

が、これをそのままにしておくはずがないのがタムラさん。需要が大量に発生しているハンバーガーの販売に参入。さらに販売価格を下げる能力の人を雇って、一味さんの顧客を一気に全てかっさらいました。さらに新しい店を開店させる人も雇って、ボード上のどこでもタムラさんの品が最優先で売れるという体制を作られました。
さらにさらに、宣伝担当の人も最大まで訓練してラジオ(モジュラーボード9枚分の家に需要を発生させる)での宣伝を開始、初めてラジオで宣伝するのマイルストーンを達成して、タムラさんのラジオでは通常の倍の需要が発生することに。

で、僕はというと、一味さん、如月さん、一発命中Pさんが稼いでいるのを見て、慌てて参入しても勝てないと判断。みんなが売上合戦をしてる隙に今達成されていないマイルストーンを全て達成してしまえと、売上や販売を二の次にして4,5種類の特殊カードを手に入れてました。この過程でピザやハンバーガーを作るカードの最強のものまで成長させたり、せっかく人が増えたのだから使いたいとスロットを増やすとかしていたら、ほとんど稼ぎがないのに給料ばかり払う店が誕生。
このままだと首にしないといけなくなるので、慌てて給料の払いを減らす人を雇ったりして、なかなか販売競争に絡みにいけていませんでした。

タムラさんの店増やし&安売り&ラジオ+特殊カードでの広範囲に需要バラマキひとりで儲けかっさらいは強くはあったのですが、一味さんたちを止めるのを優先したため、若干ピザやハンバーガー生産量増加が遅れていました。
そこにおっとり刀でとにかくカードパワーだけは強い僕がようやく参入。
ボード上には僕以外の方が発生させた、ピザとハンバーガーの需要が大量にあり、しかも各家で、ハンバーガー2つとピザ2つなどという形になっていたため、ハンバーガーが手元にあってもピザがなかったり、その逆だったりでみなさんが販売できないのを尻目に、とにかくモノだけはあるでーと僕が蹂躙。距離が遠かろうと値段が高かろうとウェイトレス(値段+距離がタイの時のタイブレイク)がいようと、ピザとハンバーガーの両方を大量に揃えられたのは僕だけだったので、このラウンドで一気に稼ぎまくりました。
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(この家1軒で90ドルの儲け。ゲーム全体に出てくるお金が1500ドルとかなので、えらいでかい儲けです。こういう稼ぎが数軒ありました)

次ラウンドはさすがにみなさん生産体制を整えて、全員で大量の需要の解消を行い、全員がそれなりにでかい儲けをだし、銀行がパンクしたためゲーム終了。
最後の2ラウンドくらいで一気に稼いだ僕が勝利しました。
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(最終ラウンド。飲み物とかいいから、大量のピザとハンバーガーが食いたいという町になってました)


【感想】

ちょっとしたことでも、様々な点で他プレイヤーとの絡みが発生し、明確に優劣がつくので自分のやったことが結果に反映されてやりがいがありますし、人を雇う(手札のカードを増やす)というのも、デッキ構築というか、自分の店の強化という感じで楽しく、面白いゲームでした。

僕は細かいやりくりが苦手なのでどんどん拡大していきましたが、給料を払い過ぎない程度に店員を強化していき、限られたスロット内でやりくりをあーだこーだ考えるという他人と絡みがない、自分のアクション決定の部分だけで楽しいかと思います。

プレイ内容のところに書ききれませんでしたが、どのマイルストーンの先に達成するか、(上記の通り)自分の手札をどう強化するか、どの種類の宣伝でどの種類の品物需要を発生させるかなどなど、色々な考えどころがあり、しかもそれを単純に評価できないというのが難しいゲームです。
例えば、家を新しく配置して、そこにハンバーガーの需要を発生させて大きな儲けをだせたとしても、家も宣伝も数ラウンド残る(宣伝は何ラウンド継続させるか選択制ですが)ので、次ラウンドは他人に儲けをさらわれるかもしれません。

ゲームの流れが、各プレイヤーのカード効果解決をひと通りした後で、宣伝による需要発生、需要への供給は次ラウンドまた新たにカードを選んで全員がアクションした後なので、先手番で宣伝をすると後手番の人は、その宣伝で発生する需要に対して供給するための人を雇って、次ラウンドには対応されてしまうなど、あるプレイヤーの天下が長く続かない作りになっているからです。その天下を止めるには、積極的に他プレイヤーの邪魔をする手をうっていかないとダメなので、人によっては「攻撃的」と捉えられるかもしれません。
僕はその場その場でベターな選択肢を選んでいくという解釈ですし、とても好きな種類のゲームですが。

この他人を止められるというのも、誰にでもどんなときにもできるわけではなく、ちゃんと下準備をしているかによりますし、下準備の程度次第で完全に止められるのか、ほどほどかという程度の差もでてきます。訓練できるの、そのラウンドに使わなかった人(カード)のみというのが効いていて、ちゃんと何かに対応するよう準備するためには、どこかでしゃがまないとダメというのも、全部が全部に対して下準備をしていては、他人の勝利をとめるのに間に合わないというのも良い点だと思います。

例えば、今回、僕は飲み物を獲得するカードがほぼ手元に無く、ピザやハンバーガーと混ぜて飲み物の需要も入れられたら、販売がほぼできずやばかったです。もちろん、それが起こらないように、効果の解決順が早い宣伝で予め各家の需要がいっぱいになるようにしておく(普通の家は3つまでしか需要が発生しません)とか、飲み物の宣伝効果範囲外に家を作るとか、色々手を打つことができるように作られてはいますが。

そんなこんなで、各プレイヤーが丁々発止のやり取りで需要を取り合うのが楽しいゲームではあるんですが、序盤でうまく流れを作れずにどこかで差がついてしまうと、ゲーム中取り返せずに苦しい思いをするかもしれません。
ただ、全く取り返すのが無理なわけでもないんじゃないのかと僕は思っていて、序盤から最後まで全くしゃがまずに最初に作れた儲けを拡大させて勝利!とかできるゲームではないので、仮に今うまく回っていたとしても、最終盤の需要に対応できないのであれば、どこかで1,2ラウンド自分のカードの強化にあたれば、最後置いて行かれるということもないんじゃないのかなと思います。ある程度の量を生産するひととその人をプレイするだけのスロットがあればなんとでもなるんじゃないかと。自分で宣伝できるのは強いっちゃ強いですが、別に他人の宣伝で発生した需要だろうと誰でも販売はできるので。
何度も書いてますが、そのラウンド使ってないカードしか訓練できないということの苦しさが遊んでみればわかると思います。

まあ、、確かに面白いしよく出来てるゲームだとは思うんですが、システムにすごい目新しさがあるわけでもなく、メインの面白さは他プレイヤーとの絡みの部分なので、このゲームにしかない面白さがあるかと言われると僕は、うーん、どうだろうと思ってしまったりもするんですが。
じゃあ、欠点あるかと言われると僕は4,6時間くらいの長時間ゲームでも平気なひとですし、置いて行かれると辛いというのも、途中しゃがめばなんとか回避か低減できんかという気もしてますし。でも、それなりにゲーマーの方でも、何人かがこのゲームを遊んで、途中から目が死んでただの、トラウマになっただのという話は聞くので危険なゲームではあるようです。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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