ディルヴィア計画/Dilluvia Project

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(3人でインスト込み3時間半)

【概要&ルール】

空中に都市を作ります!協力して下さい!まず土地を手に入れる申請をしてもらって、建物のための資材も集めてもらって。建物を建ててくれれば住人も増えますし、何よりあなたの名声になりますよ? 一番を決めるときには名声なんて見ずに増えた住人だけみますけどね。

様々なアクションにワーカーを配置し、土地をおさえ、資源を獲得し、建物を建てて勝利点を稼ぐゲームです。

ゲームは特殊能力タイルの購入、ワーカー使いきるまでアクション、収入という流れを規定ラウンド繰り返します。

1.特殊能力タイルの購入

4×4のマスに特殊能力タイルが配置されています。手番順に任意の行か列を選択し、全員が選択後に、手番順にそこに並んだタイルを1~4つ購入します。選択した行(列)の1つめなら1金、2つめなら2金…と価格はあがります。

2.アクション

手番順にワーカーをアクションマスに配置して、そのマスのアクションを行います。アクションは複数ワーカーを配置できるものと、1つしかワーカーを配置できないものがあり、複数配置できるものは配置した数分繰り返し実行できます。また、ワーカーのうち1つはスペシャルワーカーでアクション効果があがります。

アクションには、土地を購入する、資源を購入する、金を手に入れる、建物を建てる、手番順を変えるなどがあります。

3.収入

個人ボード上で記録しているお金と資源の収入を得て、その後、名声点をメインボード上の名声点に追加します。
(収入は自分が建てた建物から得られます)

ゲーム終了時に人口点(名声点が10点あがるごとに、個人ボード上の人口分入る得点)が最も高いプレイヤーが勝利します。

【プレイ内容】

キノさん、ねんそさん、僕の3人で。

ワーカープレイスメントとなれば、とりあえずワーカーを増やすのが常道であろうと、まずは0の建物を建てることを目標にします(建物には0~6の数字がふられており、その数字と同じラウンドになるたびに建築可能になります。1ラウンド目は0か1の建物が建てられます。また、数字があがればあがるほど建物から得られる収入は大きいのですが、ワーカーを増やす効果は0のの建物にしかありません)。

資源は4色あり、各建物で必要な資源は決まっています。今回はスタートプレイヤーを取れたので、最初の市場フェイズでワーカーを増やせる0の建物に必要な資源が2つもらえるタイルを購入しました。
そして、思惑通りにワーカーを増やすことに成功。

(手に入った資源の関係もあるでしょうが)キノさん、ねんそさんはワーカーを増やすよりもお金や資源の収入を増やすことを選択されてました。

そして2ラウンド目の市場フェイズで「2か3の建物を建築する際に必要な資源を2つ減らす」タイルを購入。
1ラウンド目に購入した「任意の2つ資源を手に入れる」が使い捨てだったことを考えると、建物が指定されているとはいえ、このタイルの能力強すぎるんじゃない?とは思ったものの、まあ、そういうルールだしな…ということで。

1,2ラウンド目は収入がほぼないわりにタイル購入でお金を吐き出すので、全然お金が足りません。僕も増やしたワーカーをお金を手に入れるアクションに配置してなんとかやりくりしてたので、最初にワーカーを増やさずに建物から収入を得ていたキノさんたちと実際にはそんなに差がなかったかもしれません。

資源も市場フェイズに特殊タイルから手に入れる以外は、1ワーカーで1資源を獲得するアクションを行うほかなく、0と1の建物でも資源は3つ、2の建物は5つ、3,4の建物は6つ…と建物建築に必要な資源数が結構多いので、ワーカーのほぼ全てを資源獲得に使い、最後に残ったワーカーでなんとか1つ建物を建てるというような苦しい展開が続きました。

その苦しい展開の中でもきっちり名声点を伸ばされていたのがキノさんで、中盤に入った時点で、僕やねんそさんは名声点が倍以上離されてました(実際の勝利点である人口点も3倍離れてましたが、みんな10点以下なので誤差みたいなもん)。
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(まともに点数をとっているのはキノさんのみ)

その中盤に入ったあたりから徐々に僕が伸び始めます。2と3の建物建築時の資源を2つ減らすものに加えて、4,5の建物でも資源を2つ減らせるタイルを購入。
収入で数個jは手に入るとはいえ、前述のとおりアクションで手に入れる際は1資源1ワーカーなので、1ラウンドに仮に2つ建物を建てるとするなら4ワーカー分も得します(ワーカーは最大まで増やして8つくらいです)。
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(冗談みたいに黄色プレイヤーの点がのびはじめます)

もちろん、ねんそさん、キノさんも強い特殊タイルは購入されていましたが、それでも、僕の買ったやつが群を抜いて強かったように思います。お二人が各ラウンドにだいたい1つ建物を建てるのに対して、僕は2つ建ててましたし、自分の建物が増える=収入が増えるなので、ついた差は広がるばかりでした。

建物から得られる収入は、2種類あり、建築時に選んだ後は、収入の種類変更のアクションにワーカーを配置しないと変えられません。2種類とは、金や資源を得るか、名声点を得るかで、おそらく、どのタイミングで得点よりにシフトしていくかというのが重要なのだと思いますが、終盤入ったくらいで金には余裕ができていたので名声点に切り替えて、勝利点(人口点)もぐいぐい伸ばし、かなりの点差で勝利しました。
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(最後)

僕が軽視していた公園をうまく使い、キノさんもかなり点数を伸ばされましたが、中盤からブーストがかかっていた僕には届かずでした。

【感想】

今回のゲームでは、僕が購入した2資源減らす効果のタイルが強すぎて勝敗を決めるという点では壊れてしまいましたが、少ないお金や資源をやりくりして、徐々に徐々に収入が増えて楽になっていく(必要資源が増えるので、断然楽!にはならない)ところと、その苦しい収入をいつ、どれくらい点数側に移すのかという2点がめちゃくちゃ僕の好みで、楽しいゲームでした。

※例のタイルはBGGでも、強い、強すぎる。ミスプリントじゃないのか?という話が出ていて、デザイナーが「(2つではなくて)1資源減らす」としてはどうだろうと発言をしています(該当フォーラム)。
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(このタイルにはお気をつけ下さい)

ゲーム始めた時は、(今回はプロペラも隣接してないと建てられないというルールミスをしていたせいもあって)土地の陣取りが厳しそうという印象だったのですが、お金や資源のやりくりに比べれば、土地の陣取りはだいぶゆるかったです。4人になっても若干使えるエリアが広がるので、陣取りのゆるさはあまり変わらない気がします。

お金や資源のやりくりが楽しかったのは確かですが、その実、このゲームのポイントはワーカーの使い方というか、ワーカーのやりくりのような気がしています。お金や資源のやりくりが苦しいので、それをどうにかする資源やお金の獲得や収入を増やす建物建築のアクションにばかりワーカーを費やしてしまいがちでしたし、実際、それだけでもワーカーは足りなくなるんですが、それ以外の公園を作ったり、建物からの収入種類を変更したりというアクションにどうやってワーカーを捻出するかが(キノさんを見るに)得点の伸びに繋がりそうです。
さらに複数個ワーカーを配置すれば複数回アクションが実施できるとはいえ、各アクションでワーカーが配置できる場所は限られているので1ターンに3つワーカーを置いて3アクションするのか、それとも、3ターンに1ワーカーずつ置くのかは、また大きく意味が異なるように思います。3人プレイだと大抵のアクションでワーカー配置場所は4つなので、アクションができなくなることなどなさそうなのですが、今回のゲームでも実際に2回わけてワーカーを配置した関係で、やりたいアクションができなくなってしまったということが起きてました。
まあ、あるアクションを埋めようとしてたら、他が埋まることもあるので、ターンをわけてワーカーを配置するのが有効な場面は限られるでしょうけど。

最初に書いたとおり、リソースのやりくりと、収入と点数の変換という2要素は大変好みで楽しんだは楽しんだのですが、このゲーム、いくつか大きな不満があります。

まず、ルールがわかりにくいです。書き方が悪いというのもありますが、個人ボード上の名声点、メインボード上の名声点、人口点といった、各要素間の関連が初見ではわかりにくく、また、このアクションでは個人ボード上の名声点が入るが、あのアクションではメインボードの名声点に入るといった、得点の入り方が統一されていないので、インストを聞いていて間違いなく、あれ?この点はどこから入るの?これとそれは違うの?と混乱します。

次に、全くコンポーネントが足りていません。土地を確保した時と、建物を建築時に配置するキューブが全く足りません(全マスの2/3くらいしか用意されてない)。足りないなら足りないで、キューブ数は有限にしてくれればよかったのですが、全く足りないくせに足りない時は代用しても良いよというルールなのはどうなのかと。

最後、アイコンがわかりにくいです。全くわからないならルールを確認すればいいだけなのですが、中途半端にわかるので勘違いしたままゲームを進めてしまうこともありよろしくないです。今回、全員勘違いしていたのが公園の絵の右下に斜線入りのお金が書いてあるタイルで、「通常1金かかる公園をタダで配置できるのであろう。弱い効果だなー」とみなが思っていたのですが、それに加えて、「事前に土地を確保してなくても良い」という効果もあるとか、全くアイコンに土地云々の話書かれてないやん!とつっこまれまくりでしたw。

と、不満はいくつかあり、インスト中もゲーム中もあーだこーだ言ってたんですが、プレイアビリティが悪いという不満以上に僕にとっては(そしてこの日遊んだ方々にとっても)面白いゲームだったようで、とっとと再プレイしたく思ってますw。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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