スケイプ!/Scape

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(6人でインスト込み10分ほど)

【概要&ルール】

ナチの収容所から脱出トンネルを掘るぞ!一番の手柄は我が英国軍だ!いやいや、うちらアメリカ軍さ!

正体隠匿のチーム戦ゲームです。

ゲーム開始時に正体カードを配り、陣営を決めます。陣営はイギリス軍、アメリカ軍、SSの3つで、プレイ人数が奇数の時のみSSが1人だけ入ります。イギリス、アメリカは必ず同数です。

プレイヤーは手番に、手札を1枚選び、裏向きに場に出すか、それとも、特殊カードとして使用するかのどちらかを行います。
手札になるカードは、裏面にはS,C,A,P,Eのいずれか1文字が、表面には他人の正体カードを見るなどの特殊効果と、いずれかの陣営マークが書かれています。

場に出す際には、S,C,A,P,E、それぞれプレイする場所が決まっており、Sのカードは既にプレイされているSに重ねるようにしかプレイできません。他の文字も同様です。

全員の手札がなくなったら場のS,C,A,P,Eの山の一番上のカードのみ表にし、そこに書かれた陣営マークの数を合計し、より多くのマークがあった方が勝利です。ただし、SSのみ勝利条件が異なり、1枚でもSS陣営のマークがあったらSS陣営の勝利になります。

【プレイ内容】

彼葉さん、シミーズさん、一味さん、blueroseさん、タロ吉さん、僕の6人で。

手札はスタート時に規定枚数が配られ、そこからは1枚プレイ1枚ドロー、山札がなくなったら後はプレイだけというよくあるあれなのですが、プレイ人数が多いのか、あっという間に山札がきれそうです。
正体隠匿でチーム戦となると、プレイの様子から仲間を察し、その仲間と協力して勝利するよう手を打っていくという流れになるかと思うのですが、そんな時間はなさそうです。

「これ、やばいゲームなんじゃないのか…」

という雰囲気に。というか、全員顔見知りでかつ素直な方々なため、正直に口に出すみなさん。

まあ、それでも、とりあえず正体見る特殊効果のカードを持ってる方は、それを使われてました。それでも、相手の陣営がわかっても、それを使ってどうこうするには手番が少なすぎる…と思っていたところに、使われた「場のカードのうち2枚を表にする」カード。

それで適当に選ばれた2枚が表になると、そのうち1枚はアメリカ軍のマークだけ書かれたもので、もう1枚は両軍とも書かれたものでした。
僕の正体はイギリス軍なので、少なくともそのアメリカ軍のマークのカードはイギリス軍のカードで上書きしたいなと思っていると、タロ吉さんがそのアメリカ軍のカードの上にカードをプレイ。

これはつまりタロ吉さんも僕と同じイギリス軍か!とタロ吉さんと見ると、力強く頷かれてました!(タロ吉さんには僕の軍はわかってないはずなのですが)

その後、そのカードはblueroseさんにまた上書きされ、これでblueroseさんはアメリカ軍側がほぼ確定。そして、それをまた僕が上書きしたので、今度こそタロ吉さんに僕の軍は伝わったはず!

「これ、誰がどのカード出したか覚えてないとダメですね」
「いまPのカード持ってるの誰? あと何枚?」
「Sはさっきのが最後みたいなので確定しましたね」

などなど、最初のお通夜がウソのように盛り上がる場(若干誇張しております)。

結局、このゲームは僕、シミーズさん、タロ吉さんのイギリス軍が勝利。

ここでねんそさんが到着されたのでねんそさんもいれて7人でもう一度プレイすることに。
今度も僕はイギリス軍でした。

奇数なのでSSが入ります。SSは1枚でもSSマーク入りのカードをいずれかの山の一番上にプレイできれば勝ちではありますが、みんな、SSへの負けを防ぐため積極的にSSマーク付きのカードは特殊効果として早々に使っていきます。
(隣にカードを1枚渡せという効果のカードもあるので手札にある限り、SSプレイヤーの手にSSマーク付きのカードがわたってしまう場合があるので)

今度は僕の手元に「任意のプレイヤーの正体を見る」カードが来たので、誰でもいいかーと隣のタロ吉さんの正体を見ようとすると、

タロ吉さん:「ちょっと待って下さい。僕は味方ですよ。信じて下さい」
(この時点では誰が味方とかまだわかりようもなかったのですが、こちらも誰でも良かったので)
僕:「わかった!タロ吉さんがそういうなら正体見るのをやめましょう」

と反対隣の彼葉さんの正体を見ると、アメリカ軍。なるほど。彼葉さんにカードを渡すときにはできるだけイギリス軍マークのを渡そうと決めます(アメリカ軍マーク付きのは自分が特殊効果として使ってしまえば良いので)。

そして、場は進み、今度も2枚表にするカードから徐々にみなさんの陣営が明らかになっていきます。そして、あと1,2巡でゲームが終わるというとこで、「全員手札を1枚捨てる」効果のカードが使われ、タロ吉さん以外のプレイヤーの手札はゼロに。
そして、タロ吉さんが最後のカードをプレイする…と、その時にタロ吉さんが見せた笑顔。
いつもと変わりない笑顔だったのですが、なんとなく不穏な何かが…、あ、こいつ…!

そして、場のカードの1番上を表にすると、最後にタロ吉さんがプレイしたカードはやはりSSマーク付き。SS陣営だったタロ吉さんが勝利されました。

タロ吉さん:「いやー、最初見られそうになって焦りましたよー」

【感想】

すげえ単純ですげえ短いプレイ時間というのがうまくマッチしていると思います。
あれ?こいつもしかして…という過程はほぼなく、全然陣営がわからないか、はっきりわかるかのどちらかしかない(ブラフとか入れてる時間もない)ですし、その陣営を特定する理屈も、「表にしたカードがアメリカだったから、これをプレイしたやつはアメリカ」とか、「そのアメリカを上書きしたやつはイギリス」とか、推理とか情緒もひったくれもないものですが、正体カードを表に返すという直接的なものではなく、ほぼ0でも、とにかく思考のクッションを1つ挟んだという若干の気持ちよさと、あっという間に終わる1ゲームと、5ヶ所のうちいずれか決まった場所にしかプレイできないというその程度の縛りがいい具合にマッチしていて、何回も遊びたくなります。

ちょっと単純すぎるなーという人もプレイ時間が短いので許容できるのではないかというか、ゲームの内容とプレイ時間の組み合わせが本当にお見事だと思います。
自分以外の陣営がわかっても手札内容的にどうしようもない場面は多々あるんですが、それでも引きゲー、運ゲー、クソゲーじゃねえかとは不思議とならなかったんですよね。目新しさも、作り手にしてやられた感もなく、ゲームの出来は決して良いとは言えない(少なくとも僕は言いたくない)んですが、BGGには一晩中やってたみたいな人たちもいますし妙な面白さのあるゲームだと思います。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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