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シンク ストレート!/Think Str8!

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(3人でインスト込み1時間ほど)

【概要&ルール】

3つの数字の合計でヒントが得られる複雑になったドメモです。

カードは全6色で、どの色も0~7が1枚ずつあります。そこから各色1枚ずつ各プレイヤーに配られます。
各プレイヤーがカードを自分だけに見えないようカード立てに並べ、他人の前に並んでいるカードの数字から、自分の前の数字を当てることを目指します。

毎ラウンド、ゲームはプレイヤー1人がダイスを3つ振り、出た目の色のカード数字の合計を予想します。カードの数字は0~7なので、3枚で0~21の間のどこかを予想するのですが、予想は予め用意されたバーを用いて、範囲を指定することで行います。
予想が当たれば得点、外れれば予想が正解よりも大きかったか、小さかったかを教えられた上で自分の前の任意のカード1枚を捨てて(場に公開して)捨てたものと同じ色の新しい1枚を引きます。予想の時に使ったバーが短いほど(予想の数字の範囲が狭いほど)当てた時の得点が高いです。

これを規定ラウンド繰り返した後、自分の前のすべてのカードについて1枚ずつ予想を行い、それによる点数を加えて最も点数の高いプレイヤーが勝利します。

【プレイ内容】

キノさん、一味さん、僕の3人で。

3人で遊ぶときにも情報量の問題からか4人目の分のカードもセットアップ時に公開します。

ドメモなら自分から見えてない数字で確率高そうなのから言っていけばいいのですが、数字3つ同時、範囲指定ということで適当に予想するのもちょっと無理があります。そんなわけで、考えるわけですが…。

例えば、青、緑、赤の目が出たとして各色の候補が、
青:0,1,2,4,6
緑:1,2,3,6,7
赤:2,3,4,6,7
だった場合、3色の合計値は3~20のどこかになります。

これで、合計値が17~19のどこかという予想をしたとして、
正解が予想よりも大きいと言われれば、青6緑7赤7が確定します(19よりも大きいのは青6緑7赤7で作れる20しかないので)。
正解が予想通りと言われれば青の0,1,2、緑の1,2,3、赤の2,3は候補から消えます。
ただ、正解が予想よりも小さいと言わると候補の絞込は全く進みません。

じゃあ、なんて今回は予想すればいいんだ?というのを毎ラウンドやっていきます。どの範囲で予想すれば一番効率よく数字が絞り込めるとか落ち着いて考えてもえーっとどうすればいいんだ?となるものを、ゲーム中にやっていくわけで、かなり大変ですw。

ダイスを振ったプレイヤーはダイス1つを任意の目に変えられるので、3色ではなくて、赤赤緑とかのように2色にして予想しやすくしたり、間違えた時に捨てるカードの色を他プレイヤーとあわせてどんどん新しいカードを公開させることで推理の手間をなくしたりしてました。自分だけでなくみんな同じ条件で楽にはなるんですが、あまり人のことを気にしている余裕はないです。
まあ、ここらへんはプレイヤーの脳みそと相談しつつ。

キノさん、一味さんも、僕も、ひーひー言いながら毎ラウンド、この予想にすればここまで絞れるから…と徐々に徐々にぼちぼちとやっていきます。

毎ラウンド本当に1歩ずつという感じながら、いくつかの色で残り1つまで特定できてきてたんですが、誰かが予想を外して新しいカード引いた時、自分のとこの数字だと思ってた数字が出てきたりして終了直前まで、悲鳴が飛び交っていましたw。

最後の1、2ラウンドは、ほぼ数字の特定が終わったキノさんが一味さんと僕にこれ以上の情報を与える必要はないと判断されて、公開されたカードで既に全員特定できているのが明らかな色のみにダイス目を変更して、消化試合的にこなしてゲーム終了。

そして最後の各自の自分の前のカードの数字当てです。
この時もピンポイントで数字1つのみ宣言して当てれば5点、宣言を2つにすれば2点、3つにすれば1点です。ここで外すとマイナス2点なため、僕は素直に2つにまでしか絞り込めてないのは2つ宣言することにしました。

キノさん、一味さんは途中のメモが間違っていたようで、あれー?どこで間違った?とやってるのを尻目に幸い全色当てることが出来た僕が勝利しましたw。

【感想】

頭の体操的にこれくらいややこしい推理ゲームの方が好みです。が、毎ラウンドそれなりに時間かけて予想することを許して欲しいですし、僕の頭だと自分の数字の絞込に手一杯で複数人でプレイするなりの面白さを見出すところまではいきませんでした。
これくらいの頭の体操やるのはすげー楽しいですが、ひとりでパズルやってるのとあまり変わりません。みんなと苦しみを共有しつつパズルをやるのも楽しいんですけど。

一応、人の予想をみて自分の数字のヒントになることもありますし、キノさんがやったみたいに他人を意識したプレイというのもできはします。予想に使うバーも同じものは用意されていないので先に使いたいものを他人に取られるということもあり得ます。せっかく人と一緒に遊ぶので、いつかはちゃんと人を意識したプレイができるようになりたいものです。

あと、僕はプレイするぶんには気になりませんが、ボードは薄い紙、カードも自分でペリペリと切り離すやつと雑誌の付録みたいなコンポーネントなので、箱を開けた時にちょっとがっかりする人もいるかもしれません。
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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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