キャプテン・ソナー/ Captain Sonar

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(インスト込み8人で30分程度)

【概要&ルール】

「艦長!魚雷発射準備できました!」
「通信士!敵の位置は捕捉できているか!?」
「よし!ちゅうもーく!! 魚雷発射!」
「どーーん」

2艇の潜水艦でチーム戦でリアルタイムに海戦ゲームをやるゲームです。
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(こんな感じで衝立を挟んで戦います)

プレイヤーは潜水艦の乗組員になります。乗組員には以下の4つの役割があります。
・艦長:潜水艦の進行方向や魚雷などの装備の使用を決定します。進んだ方向は手元のマップにメモしながら、相手の通信士に聞こえるよう「北!」のように声に出さないとなりません。

・通信士:敵艦の進行方向を聞いてメモし、相手の位置を推測します。
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(通信士が使うのはマップの書かれたボードと、透明なプラスチック板。プラ板に敵艦長が言った通りの進行ルートを書き、そのプラ板をマップ上でずらしながら、島にぶつからないようにこの進行ルートで移動してるということはこの辺りのはず!とやります。写真のようなジグザグの航跡だと島影とあわせてここしかないんじゃない?とすぐばれますw)

・主任航海士:潜水艦が進むごとに装備にチェックを入れます。チェックが満たされれば装備が使用可能になります。

・機関士:この潜水艦は移動するごとにどこか故障するのですが、どこを故障させるかを機関士が決めます。
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(主任航海士と機関士が使うボード)

これらの役割をプレイヤーで割り振って戦います。8人プレイなら各チームの各役割をひとりずつ担当しますが、4人プレイだと1人が2つずつ役割を担当することになります。2人プレイならひとりで艦を動かさないとなりません。

こうして潜水艦を動かして、相手の艦の位置をつきとめ、魚雷や機雷で一定のダメージを与えて相手を撃沈するのが目的です。

【プレイ内容】

ちょっと前にツイッター上で話題になり、面白そうだなーと思っていたゲームだったのですが、いたるさんに声をかけていただき、遊ぶことが出来ました。

いたるさん、一味さん、かろくさん、侍さん、たむらさん、ねんそさん、ふうかさん、僕の8人で。

通常はリアルタイムで遊ぶゲームなのですがいきなりだとルール間違えとかもあるだろうということか、ターン制の練習を最初にやることが推奨されているようで、僕らも最初は練習ゲームをすることに。

チーム分けは、

艦長:いたるさん
通信士:一味さん
主任航海士:かろくさん
機関士:ふうかさん

といういたるさんチームと

艦長:ねんそさん
通信士:たむらさん
主任航海士:侍さん
機関士:僕

という全員がメガネをかけているメガネチームに。

練習ゲームではマップも狭く、単純な作りになっているのですが、スタート時にはノーヒントなので敵を見つけるまでしばらくかかるかなと思ったんですが、我チームの主任航海士である侍さんはソナーのパワーをため、最初に使用可能にしてくれました。

ソナーを使われた側は、いま潜水艦がいる縦軸座標or横軸座標orマップを4等分したエリアの3つの情報のうち1つ本当の情報を、そして1つ嘘の情報を伝えないといけません。嘘が混ざるのでだいたいの場所しかわかりませんが闇雲にやるよりはかなりヒントになります。

こうやって徐々に相手の位置を突き止めていくんだな…!と思っていると、いきなり魚雷を発射してくるいたる艦長w。

ノーヒントなので、これは当然外れ。

魚雷は、敵艦のいる(と思われる)座標を指定して発射し、その座標のマス+隣接する8マスにいればダメージを与えるという武器なのですが、自分の艦から4マス以内しか指定できません。つまり、魚雷を撃つとだいたいの位置が相手に知られるわけです。

にわかに活気づくメガネチームの司令室。たむら通信士から、先ほどのソナーと相手からうたれた魚雷で相手はこの辺りにいるはずですと報告がされ、ねんそ艦長とふたりで、では、どうするかという真面目な話がされてます。

その時、機関士である僕はというと、どの装備がいつ使われるかを推測し、その頃に使えるよう準備を進めていた…というわけでもなく、最初、ねんそ艦長と練習ゲームでは急速潜航はしないという話をしていたので、急速潜航に関する部品を壊し、最初にソナーをうった後はもう相手方の位置わかったからと探査系に関する部品を淡々と壊すという作業をしていたので、すげえ暇でしたw。

※意味がわからないかと思いますが、機関士のボードには装備に関するマークが書かれており、移動するごとにいずれかのマークに印をつける。印には、攻撃系、探査系、急速潜航、プルトニウムの4種類があり、プルトニウム以外の3種のマークはひとつでも印がついてると、パワーがたまっても関連する装備が使えません。
マークはグルーピングされていて、グループ全部に印がつけば、そのグループ全ての印が消せます。

侍主任航海士も淡々と魚雷と機雷のパワーをためるだけのお仕事になってたので、敵艦が行動する度にこっちだあっちだ、いやいやこうだと話されているねんそ艦長、たむら通信士を横目で見ながら、いやー、暇ですねーと話してました。衝立の向こうのふうかさん達も似たような感じらしくちょっと雑談したり。

一度場所を特定されてしまうと、移動する方角は必ず相手の通信士に申告しなければならず、1マスずつしか進めないんで普通にやるぶんには相手をまくことは不可能です。
ただ、急速潜航すれば方角もマス数も申告無しで移動ができるので、また相手から隠れることが出来ます。

しかし、急速潜航の重要性がこの練習ゲームでは両チームとも認識できておらず、真っ先に機関士がぶっ壊してしまったため、一度見つかるとタコ殴りですw。
(いや、タコ殴りのはずなんですが、今回は相手の申告を聞き逃してしまったのか、「艦長!相手艦を見失いました!」という声も聞こえてきてました)

攻撃したメガネ艦も場所を特定されましたが、先にダメージを与えていた分のリードのおかげで先に撃沈することができました。

いやー、これは面白いということで続けてリアルタイム制で遊びました。
リアルタイム制だとマップが広くなったり機関士や主任航海士のボードも若干スペースが増えます。

せっかくだから役割変わりましょうということでいたるさんたちはそのまま、メガネチームは役割をシャッフル。
僕は通信士になりました。

相手の艦長の進行方向を聞いて手元のボードにメモするだけでしょ?となめてたんですが、これが案外大変でした。

進行方向をメモした透明ボードを地図上で色々とずらして、この航跡だと島に当たらないように移動できる場所の候補は3ヶ所だ。これに、さっきのソナーの情報を重ねるとたぶんこっちだな…と集中してやる分にはたいして難しくなさそうなことが、リアルタイム制だと思わぬタイミングで相手艦長が艦を進めるので、作業が中断してしまってなかなかやりたいことができません。

しかも、「では北にいきます」「はい、北ですね」となればいんですけど、そういうわけでもなく、

相手艦長:「よし、北だ。北」
相手主任航海士:「北、OK!」(航海士と機関士は作業が終わったらOKといわなければならないルールです)
相手機関士:「え?北?」
相手艦長&主任航海士:「うん、北北」
相手機関士:「北ね。OK!」
相手艦長:「よし、北行ったから…」

え?結局北に行ったのは結局1回なんでしたっけみたいな時もあれば、艦長が1度しか言わずにみんなに指示が通って相手チーム的には問題ないけれど、こっちは相手艦の場所を特定しようとしてて聞き逃したという時もあったりで、すんなりいきません。

やべえ、聞き逃してる気がする…という不安の中、最初にうったソナーのおかげで先に相手艦の場所を特定できたのはこちら。
スタート直後はたむら機関士と侍艦長の連携がうまくいかず、艦が爆発したり(1ダメージ)することもありましたが、ねんそ航海士とたむら機関士がうまく装備が使えるよう調整し、進行方向を侍艦長に具申。これでうまく機関の故障をリセットしつつ、相手艦を追い詰めます。

もちろんこちらも見つかっているので、両チームとも慌ただしくなります。装備を使う際には「ちゅーもーく!」と艦長が発声して、いったんリアルタイム制をとめて、装備を使う処理が終わったら、再開という流れなんですが、装備を使うには、主任航海士にパワーがたまっているかを確認し、機関士に関連機関が故障してないか確認し、相手艦の場所は特定できているのか通信士に確認しと全メンバに確認した上で「注目!」という必要があります。

A艦長:「ちゅうも…、あれ?まだダメ?いける?」
A機関士:「えーっと、魚雷です?いけーま…」
B艦長:「まだ注目しなくていいよね?北北!北に移動!」
B主任航海士:「急速潜航いけます!急速潜航!急速潜航!」
A通信士:「え?どっちいったんです?北?」
A艦長&B艦長:(ほぼ同時に)「注目!」

うかうかしてると相手が魚雷の範囲外にでてしまいますし、逆に見つかってる時はとっとと急速潜航したいです。
もう色々てんやわんやで、ちょっと落ち着いて考えようみたいなことをする雰囲気ではないです。

あと1発当てれば勝てる!魚雷のパワー貯まるの待ちという状況から急速潜航で逃げられ、その後、2ヶ所まで候補が絞れました。当てれば勝ちだけど外すとこちらもあと1発当てられると沈むのでたぶん負けますという状況で、1/2の選択を外してしまい、我々の艦は撃沈。

最後に若干チームをシャッフルして、マップも氷河(たぶんプロモ)にして3戦目。僕は主任航海士で、それなりにうまいことやり、今度は機関士、艦長との連携もばっちりで、通信士の腕もよく相手が全くこちらの場所に見当がついてない状況で相手の位置を特定。これいいんじゃない?と思ったのもつかの間。やはり攻撃できる=攻撃されるという状況なので、結果的にはいい勝負になり、リアルタイム制の悪魔の手により焦りから2回攻撃をミスったため、この勝負でも撃沈されて終了しました。

※書きませんでしたが、浮上というアクションもあり、浮上することでダメージと現在地以外をなかったことにできます。浮上後、簡単な一筆書きをメンバー全員でこなせば再び潜れます。当然、相手は自由に動いてくるので早く潜りたーいとこれまた焦るわけです。氷河マップでは氷のあるところで浮上すると1ダメージ食らうという仕組みになってます。

【感想】

リアルタイムの協力ゲームには前から興味があったので遊べて良かったです。お誘いいただいて感謝感謝です。

潜水艦のゲームで衝立の向こうから聞こえてくる相手の声を頼りに相手艦を倒すと聞いて、最初はもっと静かなゲームかと思ってました。チーム戦のリアルタイムゲームなら賑やかにならないわけがないですよねw。

そんなわけで、ゲームの面白さは、みんなで慌ててわちゃわちゃしたり右往左往したりする楽しさと、うまいこと連携が取れた時のやったぜ!という達成感の2点です。

連携については、各役職の仕事が絶妙に絡んでいるというか、まあ、「他人関係なし、自分の好きな様にやる」でも仕事自体はこなせるんですが、ちょっとうまくやってやろうとすると自然と他プレイヤーの動向に気を配ったり、声掛けしたりするようになる作りになってます。

デザイナーのフラガはスカッドセブンとか、リアルタイムゲームを他にも作っているせいか、ルール上で連携を強要している部分とそうでない部分の分け方がうまいです。ひとつひとつのやることの楽しさを増しつつ、全体としてわちゃわちゃしてるのをうまく”ゲーム”にしてます。

連携がうまくいった時、嬉しくなったり、楽しくなったりするためには、ある程度の難しさが必要だと思うんですが(難易度相当の嬉しさ、楽しさが得られると言い換えてもいいです)、これは”仕事”ではなくて”ゲーム”なので難しすぎることやストレスのかかりすぎることをプレイヤーにやらせるのはうまくない。でも、簡単すぎてもつまらない。
そこでプレイヤーにやりようを投げてるのはうまいなあと。通常時のやることでどの程度連携するかはプレイヤーが好きにすればいいですが、連携すればするほど難易度もうまくいった時の達成感もあがります。

ルールで連携が強要されている浮上時の一筆書きも、やること自体はめっちゃ単純で簡単、ただし急いでやらないと相手艦がどんどん有利になるというシチュエーションで、スマートに各人の一番の頑張りを出させてうまくいった時の達成感をあげるとかほんとにうまい作りだなと思います。

一番良くやることは工夫の余地を作って飽きさせない、たまに出てくることは単純にしながら緊急性をあげて達成感を確保とか、リアルタイムゲームのことをよくわかってる作りのゲームです。

連携と達成感、リアルタイムのみんなのわちゃわちゃのゲームなので、やはり大人数で遊んだ方が楽しいのは間違いないです。
一応、2~8人プレイ用になっていて、2人や4人でも遊べますが、6人はいた方が良いかなあと思います。
先ほどから書いている通り、個々のやることは簡単な内容なので通常は8人でやる仕事を4人でやったとしてもできはします。そして、それはそれできっと楽しいです。
しかし、明らかに8人用に作られたゲームをひとりで何人か分やれば少人数でも遊べる!という作りなので、やはり8人で遊び、各チームが4人全員で潜水艦を動かす時に最大パフォーマンスを発揮するゲームだとは思います。

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プロフィール

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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