偽エッセン会(2017年11月回)

いつもどおり偽エッセン会は中野のフローチャートでの開催だったのですが、ボードゲームのできるバーから、ボードゲームスペース寄りになって再オープンされました。そのプレオープン期間での開催でした。
メニューの変更や料金変更などは公式サイト(はまだないようなので、公式ツイッター)でご確認いただくとして、利用者として一番大きな変更は、テーブル!

テーブルがかなり大きい物に変えられました。正確には、かなり大きいサイズ、ちょっと大きめのサイズ、ボードゲームカフェでよくあるサイズという3つのテーブルに変わったんですが、一番大きいテーブルだとメインボード大き目、サプライ多め、サブボード&個人ボード付というもりもりのコンポ―ネントのゲームでも遊べるかと思います。

このテーブル良いですねなどとお宅訪問的な会話をした後、この日は軽~中量級のゲームを3つ遊びました。

・ExLibra
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クランク!やヒューズなど、佳作を早いペースで出版しているアメリカの新興メーカー、RenegadeGamesのGencon2017新作です。
図書館の主になって、最高の図書館づくりを目指します。
手札にある本棚カード(本が数冊書かれています)を手元(自分の図書館)にプレイしていって、棚の大きさ(プレイしているカード枚数)や、流行ジャンルの冊数マジョリティ、お気に入りジャンルの冊数、品揃えなどから得点します。
カードは、毎ラウンド変更されるアクションにワーカーを配置することで、手札の補充、変更、プレイを行います。

ぐんまさん、たる田さん、しのぽさん、僕の4人で。

ゲーム開始時にキャラクターを選びます。キャラクターごとに色々な能力があります。僕は手札補充か、手札プレイのどちらかを実行する基本アクション(自分の図書館のアクション)を選択した際に、両方できるヘビを選びました。
みなさんどんな能力かというと、例えば、しのぽさんは自分が選んだアクションをその前に他プレイヤーが行っていた場合、本のジャンルを指定して他プレイヤーの手札からカードを盗めたり、たる田さんは山から禁書(失点対象)をドローした場合、追加ドローできるなどなどです。

カードをプレイして自分の図書館の本棚を作っていくわけですが、
・最大3段
・左上から右下まで本がアルファベット順になるように並べる
・本棚なので、完全に宙に浮くような配置にはできない
などの配置時に守らないとならない条件があります。

本のタイトルは同じAから始まっていても、2文字目、3文字目まで見て順番が決まるので、1文字目が同じAだからといってもちゃんと並べる順は発生します(カードにもちゃんと、『A X/◯』とAが何枚あって、その中の何枚目か書いてあります。

各ラウンドに実行可能なアクションは、ランダムに出てくる施設によって決まります。
この施設がかなりの数(数えてませんが20個弱くらいありそうでした)があり、各ラウンドで1つずつは場に残りますが、それ以外は入れ替えになります。
施設ごとにアクションはかなり異なり、単純に手札を補充するものから、手札を捨てることで施設上にあるカードが手に入るもの、他人と交換するようなものなど様々です。

1ラウンド目に出てきた施設はどれも手札を捨てて、補充したりプレイしたりする類いのもの。

僕は初期手札がそこそこ良い本のあってアルファベットの並びもそう悪くなかったので、捨てたくはないなあと、基本アクションをベースにコツコツと1枚ずつプレイしたり、ドローしたり。
みなさん似たような感じの動きだったのですが、しのぽさんが、つまらないから色々やりたいとラウンド終了直前に、『不要なカードを手札から公開する。他プレイヤーがそれを獲得した場合、獲得されたカード×2を山札からドローし、さらに1枚場にプレイできる』アクションを選択したところ、しのぽさんが公開した(捨てた)カードはどれも皆さん欲しいものだったようで、全て貰われていき、その倍、かなりの数のカードがしのぽさんの手札に入りました。

基本的に1手番に1枚ドローなので、完全にしのぽさんは損して得を取ったわけで、みんな、手札が良かろうと流石に施設アクション使わないとダメかと思いつつ2ラウンド目に。

2ラウンド目は普通にカードが多めに獲得できたり、シンプルに交換できたりする施設ばかりだったので、みんな積極的に施設アクションを選択していきますが、うーん、このアルファベットのカードをここにプレイしてしまうと、次以降に置けるカードの候補が少なくなりすぎるか?とか、アルファベット的にはいいんだけど禁書が多いからもうちょっと違うカードが引きたいなと、プレイ自体には慎重な僕やぐんまさん。

一方で引きが良かったのもあるかとは思いますが、それでも、がんがんプレイしていくしのぽさん。
1ラウンド目の時点で2枚差くらいついていて、その時は、まあ、これくらいの差ならまだ許容範囲とか思ってましたが、そんなことはなく、2ラウンド目も積極的にプレイしていき、結局、3ラウンド目でしのぽさんが終了条件『12枚以上の本棚カードをプレイしている』を満たしてゲーム終了。
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(終了間際の盤面)

12枚以上プレイされたらゲーム終了トリガーが切られるゲームで、得点要素はカードに書かれたアイコンのみとくれば、プレイしたカード枚数に2枚、3枚の差があったら勝負になりませんw。アイコン数が2割くらい違うわけですし。
そんなわけでしのぽさんがほぼ独走で勝利されました。

クニツィアのロストシティみたいな感じで、カードのプレイ順に強い制限があり、このカードを置くか置かないかを強く悩むようなゲームかと思ってプレイしてしまいましたが、カード総数が結構ある中での、12枚をアルファベット順にという制限なので、実際にプレイしてみると制限としては弱めで、アクションを駆使して如何にガンガンドロー&プレイできるかというゲームでした。

プレイ済のカードを操作するアクションもあり、手札が良い悪いとか、待ちが一番増える置き方はなどと考えるよりも、この手札をできるだけ多くプレイするにはどのアクション順で行うのが良いか、スピード勝負のパズルを解くみたいな楽しさのゲームだったようです。
短めのプレイ時間の中で、手札と手元の場をアクションで自分の都合の良いように調整していく感じはちょっと独特て面白かったものの、カードやアクション用の施設は全てユニークで、絵柄も凝っているので、もうちょっと世界観にひたれるようなプレイングのゲームを期待していた分、ちょっと残念ではありました。

・ダイスエイジ
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場に並んだ獲物をダイスで獲得していくゲームです。場にはダイスの各目に対応した部分に獲物が置かれていて、手番に振ったダイスから目を1つ選んで、対応する獲物の前にその目全てを置いていきます(要はベガス)。
全員が全てのダイスを場に置いたらラウンド終了で、各獲物に最も多くのダイスを置いたプレイヤーが獲物を獲得します。同数の場合は、後から置いていたプレイヤーが勝利です。ダイスには小さいダイスと大きいダイスがあり、大きいダイスは小さいダイス1.5個分なので、ダイス自体の数が同じでも大きいダイスがあればそちらが勝ちます。
各獲物で2位になったプレイヤーのダイスは「2位プレイヤー用の獲物」の前に移動し、1~6の目の獲物の処理が終わった後に、同じようにダイス個数での判定を行います。

これを4ラウンド繰り返して、最も点数の高かったプレイヤーが勝利します。

ExLibraから引き続き、ぐんまさん、たる田さん、しのぽさん、僕の4人で。

各目で必ず勝負がつくようになったのと、獲得した獲物(得点カード)でマジョリティ勝負などが加わったのと、各ラウンドでダイスを置ききった人からボーナスカードを取れるようになったなどなど、細かい違いはありますが、ベースルールはベガスですし、複雑なルールでもないのでさくっとインスト完了してゲーム開始です。

10~40点の獲物カードには、素点とゲーム終了時に最も多くそのカードを持っていた時の点数と、カード枚数が書かれています。
んで、ゲームにはすべてのカードが登場するので、最多ボーナス取りたかったら過半数かそれに近い枚数取れよ〜ということなんでしょうが、まあ、ダイス運次第ですしマジョリティ争いに果敢に突っ込んで負けてしょぼんとするのも良くあるので、それなら最初から素点の高い代わりに最多ボーナスのないマンモス狙いだ!と、初手でダイスを置いたものの、それ以降はマンモスの目は出ずに結局、1ラウンド目は20点の鳥を2枚獲得して終了。

毎ラウンド場に並ぶ獲物カードは7枚(各目1枚、2位のとこ1枚)で、4人プレイなので2枚は及第点ではありますが、マンモスが1枚50点なので点数的には寂しいスタートとなりました。

毎ラウンド、ダイスを置き切った時に、場に並んでいるボーナスカードを選んでもらえるのですが、振り直しなどの特殊効果が1度使えるタイルがもらえる、小さいダイスをストックから追加できる、小さいダイスを大きいダイスに成長させる、特殊効果などはないがランダムに20〜40点が書かれた貝殻がもらえるなどの効果があります。

たる田さんはダイスの成長メイン、僕は貝殻とダイス追加、しのぽさんは特殊タイル、ぐんまさんは場を見てバランス良くという傾向でとってました(1ラウンド目も、それ以降も)。

2ラウンド目も鳥が場に並びました。鳥は総数が6枚なので、僕はあと1枚とれば3枚になって(トップタイでボーナスを分割する可能性はあるとはいえ)最多ボーナス取れるのは確定するので、よしよし、人が取りに来てない方を1枚確保して、他の高得点の獲物を取りに行くぞ!とラウンド開始前には思っていたものの結果的には鳥を2枚取ってラウンド終了。
流石になんでこうなった?と思わなくもないですが、負けそうなところにダイスを置くわけにもいかず、これもダイス神の思し召し。

素点は20×4枚の80点と奮いませんが最多ボーナスを含めると200点とこの時点でトップ!

よっしゃ!みなさんトップを絞りにきてくださいね!

などと言ってみたものの他の獲物も最多ボーナスを取れるだけ集めれば似たような点になるので、しょせん先に取るか後で取るかの違いですしす、獲物カードの出方はランダムなので好きにできるものでもありません。

争っていたところに、最後のダイスでその目がでて奇跡的に勝ったり負けたりで盛り上がりつつ、最後のラウンド。
ダイスを置き切った時に取るボーナスカードに「特殊タイルを残していればXX点」とか「持ってる貝殻×XX点」などの手元の状況に応じてボーナス点が入るものが出てきました(ボーナスカードはラウンドごとに山にされていて、登場するカードはある程度制御されてます。全部使われるわけでもなく、出てこないものもあります)。

僕は前述の通り貝殻メインに獲得していたので、貝殻系のボーナスカードが取りたいところです。目がばらけることが多く、なかなか置ききれずに先に人が抜けるたびにドキドキしましたが、やはり人それぞれ状況違うもので僕の欲しかったものは無事他の方には取られず、自分で獲得できました。

素点はみなさん似たような感じでしたが、最多ボーナスや、獲物の全種セットボーナス、ボーナスカード、貝殻など最後に足される点で僕が飛び抜けていて頭2つくらい飛び出て勝利となりました。

すごーくポジティブなゲームです。前に前にと思考は進み、楽しい楽しいという場が作られ、ダイスの綾で誰のせいでもなく場は盛り上がります。
とても良いゲームだと思います。

が、ゲーマー観点だと物足りなくはあります。
選択肢は自由で結果は運次第ではなく、選択肢は運次第で結果は実力でもなく、選択肢も結果も運次第なので、もっと実力で勝負させて!という感じはしますし、勝ち負けもちょっと冷めた印象になります。
毎手番、どのダイスを選ぶのか選択はありますし、うーん、どれにしようか、どうするのが良いのかと悩みはするんですが、そもそもその選択肢になったのは自分が選んだわけでもないしなあという感じです。

後置き有利、最多ボーナスや大きいダイス、ボーナスカードなどでダイス運による展開の意外性、ドラマ性をパワーアップさせている良いゲームだという素直に楽しさを享受するプレイヤーとしての思いと、豪華な人生ゲームという印象がぬぐえないクソゲーマー的な思いがあります。

すごいバランス調整とかされているように感じるのですが、ゲームの盛り上がりに貢献してるのと同時に、より冷めさせる要因にもなっていて、我ながらめんどくさいクソゲーマーだなあと感想考えてて思い知らされました。


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(終了時点の僕の獲得獲物。マジョリティが取れたのは20の鳥だけですが、全種1セットやら貝ボーナスが跳ねてかなりの点数になりました)

・汽車は進むよ

ぐんまさん、たる田さんが未プレイとのことだったので、お持ちしてサクッとプレイ。30分で終了。
フローチャートはバーなので、若干証明が暗いので、トンネル部分をしのぽさんが行き止まりと見間違えていたのが残念でしたが、楽しんでいただけたようでした。
トンネルは明るいところでやっても、これ何?っておっしゃる方いますしね…。

やはり終盤に、ぐるぐるぐるぐると思いもよらない移動経路でぐんぐん移動して、移動点が伸びると盛り上がります。
(この日ではないですが、僕が見たことあるのは移動点15点が最高です)

一応、「汽車が移動できる場所にタイルは置く」というルールはありますが、おそらく長考防止のためで、汽車が移動できない場所にタイルを先おきして、へっへっへ超長いルートを作ってやるぜーと思ってプレイしても案外伸びない(1,2歩ずつ移動しているのと結局同じ点で落ち着く)ので、長考しない面子ならどちらでもよいかなと思います。

そんな感じで、30分~1時間のゲームを3つ遊んで解散となりました。
普段は長時間ゲームを遊ぶことが多く、場所もかなり取るゲームもあるので、他のボードゲームスペースと比較してフローチャートのテーブルがでかいのは今後助かるのではないかと思います。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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