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ストリーミング/ Streaming

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(4人でインスト込み1時間弱)

【概要&ルール】

あなたは動画配信サイトの社長です。ライバル会社たちとの競り合いに負けないよう、素晴らしい番組を買い付けてきて配信し、たくさんの人に見てもらいましょう。収益は政府から定額の支援金がでるので気にしなくて大丈夫です。

シンプルな競りゲームです。

既定数のラウンド、以下を繰り返します。

1.競りフェイズ:番組カード2枚ずつの組を既定数場に並べ、1組ずつ順番に競りを行います。競りは一斉公開の握り競りで最も高い金額を握っていたプレイヤーがその組の番組カードを獲得します。
獲得したカードはこんな感じで自分の前に並べます。
色が同じカードは獲得した順番に並べ(重ね)ます。

2.広告フェイズ:番組カードに1金おいて、その番組カードに書かれた数字分得点します。
1金を置ける番組カードは、色ごとに一番上(直近に競り落とした)の番組カードだけです。
(数字の大きいXXはカードの並びの下側になるので、得点化はできず、広告を打つとしたらXXになります)

3.収入フェイズ:全プレイヤーとも10金もらいます。

・特殊カードについて
各ゲーム、4枚ずつ特殊カードを使用します。カードには「○色のカードを一番多く持っているプレイヤーは大愚レイクで必ず勝利する」「〇色のカードは決算時にXXを得る」「ゲーム終了時、〇〇のプレイヤーはXX点得る」などが書かれており、特殊ルールとしてそのゲームに置いて適用されます。

・ゲーム終了時
既定ラウンド経過後、ゲームは終了します。終了時、色ごとにマジョリティを取っている(一番多くの番組カードを持っている)プレイヤーは、その色の番組カードの数字の合計分の点数をボーナスとして得ます。
その後特殊カードにゲーム終了時の点数に関するものがあればそれも得点した後、お金を点数に変換したものも加算し、最も点数の高いプレイヤーが勝利します。

【プレイ内容】

あっきぃらびっとさん、まーまゆさん、はるさん、僕の4人で。

全員10金持ってスタートです。

各ラウンド場、競りはプレイヤー人数+1だけ行われます。

全員同じだけ金を持っていて、プレイヤー人数+1回の競りってことは…?

6金使ったら、5金×2の人に勝てないってこと? でも、10金全部使ったら広告に回すお金なくなるから、2回競りに勝って、異なる色の番組カード4枚取るなら残りの6金でやりくりせいと? 3金ずつで2回競り勝てる気が全くしないぞ?

うむ!わからんな!

ということで、感性で欲しいカードにこれくらいかなとその場その場でお金を握ることにします(なんの方針でもない方針!)。

今回のゲームでポイントになりそうな特殊カード(特殊ルール)は以下の2枚。
・青色の番組(スポーツ)は、一番上のカードだけでなく上から順番に任意の枚数広告できる
・黄色の番組カード枚数トップのプレイヤーはタイブレイクで必ず勝つ

通常であれば、一番上のカードしか広告できないので、大きい数字のカードを取ると、その後、小さい数字のカードを競り落としにくくなります。しかし、各色で枚数のマジョリティトップを取れば最後にボーナスが入るというジレンマがあるわけですが、今回の青色番組に関しては、たくさん競り落としやすくなってると言えます。

黄色のタイブレイク必勝も、非常に少ないお金でやりくりするこのゲームではタイブレイクが起こりやすく、通常であれば、前回競り落としたプレイヤーが一番タイブレイクで弱くなるルールでバランスを取っているところに、黄色カード枚数トップであれば、最小の金額で連続競り勝ちがあり得るということです。

つまり、黄色と青色の競りが熱くなる…?

細かいことはおいといて、なんか黄色と青色は強そうだぞ!というのは、特殊カードの説明をしていた時点で全員で意識共有できました。

1,2ラウンド目が終わったところで、黄色枚数はあっきぃさんがトップ。他の色の番組カードもたくさんお持ちですが、数字は低いものが多く、点数は伸び悩んでいる模様。まーまゆさんもあっきぃさんに次ぐカード枚数をお持ちですが、点数の伸びはイマイチ。
ラウンド終了時の得点トップは、はるさん。はるさんは青色の番組の10,7をお持ちで、青色だけで17点を獲得されてました。

僕は初めに競り勝ったのが黄色の10と赤の3だったので、黄色のマジョリティを取りに行くか、それとも10点を毎ラウンド稼ぐのがいいのかで迷ってしまい、黄色の枚数はあっきぃさんに負けているのに、黄色の10は黄色の8上書きしてしまったという変な状態に。しかし、青の9を獲得したので残りの3色も高めの数字を取って、広告点を稼ぐ方向にすることにしました。

が、3ラウンド目。欲しい色の数字が低かったり、高い数字は黄色や青の小さい数字とセットだったりで取りに行けません。ここでまーまゆさん、あっきぃさんが多くのカードを獲得され、ぐんと点数を伸ばされます。

点数は獲得した番組カードに依存しますが、収入は全く関係ないので、まだ手元のお金では負けてはいません。というか、使ってない(使えてない)分、むしろ大金持ちであるともいえます。
4ラウンド目。待望の高い数字のカードが登場しました! たぶん手元のお金が2倍くらい違ってるはずなので、ちょっと過剰かなと思うほど投入して、緑と紫の高い数字カードを獲得しました。もうマジョリティを取るのは正直無理なのですが、高い数字のカードをマジョリティを取っている相手に取らせない=ボーナス点を減らすのには意味があるはず!と広告に回すつもりだったお金も使うなどして、ちょっと競りを頑張ります。

が、焼け石に水だった感もあるほど、あっきぃさんが大量のカードを競り落とされてます。広告点もそれなりに高い点を毎ラウンド取られてました。うーん。これは…と思いながらも最後のマジョリティボーナスなどを追加した結果、似たような点だった僕ら3人の2割増しくらいの点数であっきぃらびっとさんが勝利されました。

黄色枚数トップによる「タイブレイクで必ず勝利」も強かったんですが、僕が広告点重視でたいして競りに参加しなかった、まーまゆさん、はるさんは青色のカードをそれなりの枚数お持ちだったので、広告に結構なお金を使用されていて競りに回すお金がなかったと、結果から見ると、そりゃああっきぃらびっとさん勝つよねーというように周りの状況ができあがちゃってますね、これ。

【感想】

握り競りのゲームってちょっと乱暴で難しいイメージがあったんですが、驚くほど「プレイヤー間でのバランスが取れているので遊びやすく、いい勝負になる競りゲーム」です。
 
競りゲームって相場感が~とよくいわれるわけなんですが、このゲームでは考える必要がないというか、自然とあるところに落ち着くというか、ちょっとしたルールの積み重ねでセーフティネットがしっかりできています。
 
まず、収入が固定で毎ラウンド全員同じ額が手に入ることと、1ラウンドの競りの回数がプレイヤー人数+1回であること、番組カードの出方は完全にランダムであること。

要は次ラウンド以降を待つメリットが薄く、各ラウンド固定収入があるまでは使ってしまって良く(逆に言えばそこまでしか使えず)、その上、各ラウンドでは各プレイヤー平均1回程度競り勝つ機会は与えられる作りです。
(理屈の上では、2回勝ちたいプレイヤーは半額までしか握れないので、収入の半額以上を握れば基本的に1回は勝てるはず)

といっても、できる限り少額で値つければ良いし、ひとりしか欲しいプレイヤーがいないカードがでれば安く競り落とせるでしょ?というのもまた理屈なんですが、競りのシステムが『握り競り』であることが、ここらをうまくカバーしてます。
ぐるぐる手番を回しながら値上げていくタイプの競りなら、ひとりしか欲しいプレイヤーがいなければ安く落札できることもありますが、握り競りだと、他人が欲しいのかどうかが勝負がつく瞬間まで確定しないので、「たぶん、他の人はいらないだろうなー。でも、もしかしたら…」と不安に駆られて結局、ある程度の額は握ることになるんですよね。
(うまく低い値つけで落札しまくる人もいますけど)

そんなわけで、カードの相対的/絶対的な価値によらず所持金の差がつきにくく、“いい勝負”になるように思います。
特殊カードの効果や番組カードの出方によって点差はつくかもしれませんが、競りの中に閉じればみんなそれなり以上にうまく回せます。勝ち負けも僕がこれまで経験した感じだとひとりがへこむということはなく、ひとりが飛び出るか、いい勝負になるかでした。

さらにいえば、収入は同じですが、全角使う必要もないので、いくらか次ラウンドに持ち越すお金もあります。この持ち越し金がいい感じの揺らぎになっていて、握り競りの不安を煽ります。よほど強い意志がないと、金があったらあっただけ、平常時なら6金程度握るところが、7金になり、8金になり…となりがちで、これまた所持金の平坦化につながっていきます。
(中盤に差し掛かって収入プラスの余剰分のお金ができたところで相場が上がり、その相場観のまま、余剰分がなくなった終盤も高めの値つけでつっこんで痛い目にあうというゲームの流れもまた好みです)

相場が収入と競りの回数で決まっていって、カードの価値とのひも付きが浅いので、(特に数字の大きいカードの)値つけがようわからんことになりますが、それもまた楽しさの1つかなと。

シンプルすぎて大盛りあがりするというわけではないですが、良い勝負を演出してくれる良いゲームだと思います。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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