Gen Con 2019 Previewを眺めてみました
今年もGenConが来週末に開催されます(8/1~8/4)。エッセンシュピールで売るんだけど、宣伝兼ねてデモ出展だけされているものも多く、すぐに買えるというわけでもありませんが、まあ、ワクワクしてしまったので、BGGに作成されているリストを一通り眺めてみました。その中から、気になったものを10個ほど羅列してみます。リストには600個以上登録されているので、興味があれば見てみてください。結構楽しいです。
選定基準は
1.箱絵やタイトルで気になったもの
2.その中でプレイイメージや概要がなんか面白そうなもの
という思いっきり主観です。
ルールをちゃんと読んで気になったものとかではありませんので、見た目はいいけど、遊ぶと普通(もしくは面白くない)とかザラにあると思いますので、ご了承ください。
※画像はBGGのものを借用してます。タイトルにBGGへのリンクを貼ってます。
※上述の通り、ルールはまともに読んでないので頓珍漢なことを書いているかもしれません。
※基本的に文章の最後に「知らんけど」とついてるくらいでお願いします。
・The King's Dilemma

大臣クラスの家臣になって、国を悩ますいろんな問題に、あーだこーだと投票で対策を決めていく交渉ゲーム。
ゲーム開始時に目標カードが各プレイヤーに配られていて、対策がそれとあっていれば得点で、合計が大きいプレイヤーが勝利する。なので、こっちに投票しましょうよみたいなことをプレイヤー間でやっていく模様。
ポイントはレガシーゲームだってこと。たぶん各プレイヤーが自分の都合だけで国の方針を決めていくので、徐々に国がやばいことになっていくとかありそう(逆に良い方に進むこともあるだろうけど…)。
1話のプレイ時間が45~60分で、10話以上あるようなのでパンデミックレガシーくらいのボリュームみたいです。
・Abomination: The Heir of Frankenstein


フランケンシュタイン博士の研究をついで人工生命を作り上げるのがテーマのワカプレ。個人ボード上に材料集めたり、それに命を吹き込むための機械を作るのが目的。プレイヤーごとに異なる能力+ワカプレ+個人ボード上のあれこれと、まあ、流行りっぽい感じに見えます。
テーマが原作ありきなので、終了条件が、プレイヤーたちが人工生命完成させるor原作に登場する船長に未完成の人工生命を殺されたら終わりってのがちょっと面白いです(古典とはいえ、直接的なネタバレ書くのもどうかと思ったので、船長って何?と思った方は原作のWikipediaを参照ください)。
(材料として)死体を掘り返したり、個人ボードにちょいグロな人体模型みたいな絵が書かれてたりするので、人は選ぶかもしれません。
・Aegean Sea

チャデクの100部限定のカードゲーム。製品版が出るかは評判次第とのこと。
システムはもうお馴染みというか、これしかないというか、個人ボードの上下左右にカードを差し込むあれ。デッキ裏面が色分けされてて山が違うところがゲーム性にどう絡んでくるか次第でちょっと面白そう。
・Q.E.


競り+セットコレクションで、まあ、よくあるタイプのゲームなんですが、シークレットビッドでビッド内容は親にだけ見せるというのが面白いところ。相場観がわからなくて難しい?知るか! 相場がわからないところが面白いんじゃーいってゲーム(けがわさんがPnPで遊ばれた際の記録がこちら)。
僕もPnP版で遊ばせてもらったことがありますが、プレイヤー同士で相場がわからないので、えーこの金額で買えないの?とか、あいつの目標は…(各プレイヤーが目標カードみたいなの持ってます)とか、読み合ったりするのが楽しいです。
これまではキックスターターで限定数をちょこちょこ作られていたんですが、今年は結構な数を作った模様。ゲーム内容に対して豪華なコンポーネントが要求されるルールなのでちょっと高めな価格設定なのが欠点かなー。
・City of the Big Shoulders


2年前のGenConでテストプレイされていたゲームで、プレイヤーは株主になって、会社を設立、筆頭株主なら会社の運営もやるという、18xxスタイルの会社経営します。PnPデータが公開されていたので、去年、自作して遊んだことがあります(その時の感想)。
社長としての会社経営と、投資家としての会社への投資という二重構造が面白い。投資家部分はワーカープレイスメント&ワーカー数は持っている会社数に依存しないので、複数社持ってる方が儲けは大きそうだけど、ワカプレによる会社へのテコ入れがおろそかになります。株価や会社性能による手番順決定と、それによる綾もあります。
そんなゲームが今年、キックスターターで資金を集め、Quined Gamesから発売されます。Quinedのデベロップは全く信用していませんし、PnPで遊んだ際もふわっとしたルールはあったので、正直不安もありますが、それ以上にPnP版を遊んだときの楽しさやそれよりよくなっているだろう/いて欲しいという思いが強いです。
・Foodies


コック雇って料理作っていくみたいな料理ゲームってくらいしか情報がないんですが、CMONのフィギュア使わないゲーム(エスノスとかギズモとか)が好みな事が多いので、挙げてみました。
・Mystery House: Adventures in a Box


ゲームマスター対その他のプレイヤーの形の脱出ゲーム。スマホアプリを使います。
実物の家の模型にシナリオに対応したカードを差し込み、アプリを起動してセットアップ完了。その後はプレイヤーは実物の模型を外側から見て(家の中は外側に設けられた窓(という名の穴)から見えるようになってる)、見えているカード(さっき差し込んだやつ)を調べる(アプリに入力) → そこに謎があるので解決 → カードを模型から外す → もっと奥が見えるようになってる…と、実物を使った調査とデジタルゲームのアドベンチャーゲームの組み合わせみたいな感じの模様。
シナリオはベースゲームに2つ付属してて、続編も作られる模様。当然、言語異存あり。
エジツィアやテラマラ(今年の新作)のデザイナーの1人なので、何かしらボードゲーム的に面白い仕組みがあればいいんですが。
・Era: Medieval Age

・Crystal Palace

エッガートシュピールとフォイヤーラントシュピールのエッセン新作枠。エッガートもフォイヤーラントもここ数年間はエッセン新作枠で外れはないので、まあ、無難に面白そう(デザイナーよりもパブリッシャーのデベロップを信じてます)。
エッガートのEraの方は、文明作っていくっぽいけど、マット・リーコックの1時間級でダイスも使うということで、かなり軽めぽいのがちょっと好み的な意味で心配。(見た目もかなり軽いソロゲーぽく、正直紙ペンでもいけるくらいだったりしないか?と不安です)
フォイヤーラントのCrystal Palaceは、その名から分かる通り、ロンドン万博テーマのゲーム(クリスタル・パレスのWikipedia)。
国(プレイヤー)ごとに異なる個人ボード持ってて~っていうお馴染みのあれ。うちの国の発明品見晒せやー!うちの国はすげえだろ!ってやるゲームみたい。発明品はカードで場からとってくるみたいなので、歴史的な事実とは関係なく、はちゃめちゃ展覧会になるんかな?
ルールと別にAppendixのファイルがあったので期待したんですが、発明品の説明&万博での評判とかの詳細説明冊子とかではなく残念。
ゲームシステム的にはダイスプレイスメントで、ダイス目が大きいほうが効果が大きいが、コストなどの負荷も大きいという作り。
うーん、無難ぽい。
マグナストームよりはガイアとかテラミよりな印象なので、マグナストームで期待してたのと違う!と思った層も(去年よりは)安心かな?
・Foothills


スノウドニアのシステムをベースに二人専用にしたゲーム。
テキスト依存ばりばりのカードが場に並ぶので日本語版出てほしいけど、二人用だし、マニア受け路線だしで難しいかも。
フランス語版はとっくにリリースされてるんですが、英語版はひと月くらい前のイギリスのイベントで少数販売されたのみで、正式リリースはGenCon待ちになってるので早く発売してくれーと待つばかり。評判は上々。
・Sierra West


ゴールドラッシュに賑わう西海岸に向けてシエラネバダ山脈を旅するゲーム。
3枚のカードを凸凹してるボードに重ねて配置 → 見えてるアイコンで云々カンヌンします。どんだけカード差すゲームが好きなのか自分。
経路となるシエラネバダ山脈のセットアップが4モードあり、それぞれ得点方法とかが変わったりする模様。
見た目から受ける印象よりもプレイ時間が短め(45~60分)で、モードを変えながら何度も遊ぼう!みたいなことがゲーム紹介に書いてるし、基本的にゲーム中の効果はシンプルなアイコンのみで、テキストはないみたいなので、ちょっと前のユーロ王道ぽい。
選定基準は
1.箱絵やタイトルで気になったもの
2.その中でプレイイメージや概要がなんか面白そうなもの
という思いっきり主観です。
ルールをちゃんと読んで気になったものとかではありませんので、見た目はいいけど、遊ぶと普通(もしくは面白くない)とかザラにあると思いますので、ご了承ください。
※画像はBGGのものを借用してます。タイトルにBGGへのリンクを貼ってます。
※上述の通り、ルールはまともに読んでないので頓珍漢なことを書いているかもしれません。
※基本的に文章の最後に「知らんけど」とついてるくらいでお願いします。
・The King's Dilemma

大臣クラスの家臣になって、国を悩ますいろんな問題に、あーだこーだと投票で対策を決めていく交渉ゲーム。
ゲーム開始時に目標カードが各プレイヤーに配られていて、対策がそれとあっていれば得点で、合計が大きいプレイヤーが勝利する。なので、こっちに投票しましょうよみたいなことをプレイヤー間でやっていく模様。
ポイントはレガシーゲームだってこと。たぶん各プレイヤーが自分の都合だけで国の方針を決めていくので、徐々に国がやばいことになっていくとかありそう(逆に良い方に進むこともあるだろうけど…)。
1話のプレイ時間が45~60分で、10話以上あるようなのでパンデミックレガシーくらいのボリュームみたいです。
・Abomination: The Heir of Frankenstein


フランケンシュタイン博士の研究をついで人工生命を作り上げるのがテーマのワカプレ。個人ボード上に材料集めたり、それに命を吹き込むための機械を作るのが目的。プレイヤーごとに異なる能力+ワカプレ+個人ボード上のあれこれと、まあ、流行りっぽい感じに見えます。
テーマが原作ありきなので、終了条件が、プレイヤーたちが人工生命完成させるor原作に登場する船長に未完成の人工生命を殺されたら終わりってのがちょっと面白いです(古典とはいえ、直接的なネタバレ書くのもどうかと思ったので、船長って何?と思った方は原作のWikipediaを参照ください)。
(材料として)死体を掘り返したり、個人ボードにちょいグロな人体模型みたいな絵が書かれてたりするので、人は選ぶかもしれません。
・Aegean Sea

チャデクの100部限定のカードゲーム。製品版が出るかは評判次第とのこと。
システムはもうお馴染みというか、これしかないというか、個人ボードの上下左右にカードを差し込むあれ。デッキ裏面が色分けされてて山が違うところがゲーム性にどう絡んでくるか次第でちょっと面白そう。
・Q.E.


競り+セットコレクションで、まあ、よくあるタイプのゲームなんですが、シークレットビッドでビッド内容は親にだけ見せるというのが面白いところ。相場観がわからなくて難しい?知るか! 相場がわからないところが面白いんじゃーいってゲーム(けがわさんがPnPで遊ばれた際の記録がこちら)。
僕もPnP版で遊ばせてもらったことがありますが、プレイヤー同士で相場がわからないので、えーこの金額で買えないの?とか、あいつの目標は…(各プレイヤーが目標カードみたいなの持ってます)とか、読み合ったりするのが楽しいです。
これまではキックスターターで限定数をちょこちょこ作られていたんですが、今年は結構な数を作った模様。ゲーム内容に対して豪華なコンポーネントが要求されるルールなのでちょっと高めな価格設定なのが欠点かなー。
・City of the Big Shoulders


2年前のGenConでテストプレイされていたゲームで、プレイヤーは株主になって、会社を設立、筆頭株主なら会社の運営もやるという、18xxスタイルの会社経営します。PnPデータが公開されていたので、去年、自作して遊んだことがあります(その時の感想)。
社長としての会社経営と、投資家としての会社への投資という二重構造が面白い。投資家部分はワーカープレイスメント&ワーカー数は持っている会社数に依存しないので、複数社持ってる方が儲けは大きそうだけど、ワカプレによる会社へのテコ入れがおろそかになります。株価や会社性能による手番順決定と、それによる綾もあります。
そんなゲームが今年、キックスターターで資金を集め、Quined Gamesから発売されます。Quinedのデベロップは全く信用していませんし、PnPで遊んだ際もふわっとしたルールはあったので、正直不安もありますが、それ以上にPnP版を遊んだときの楽しさやそれよりよくなっているだろう/いて欲しいという思いが強いです。
・Foodies


コック雇って料理作っていくみたいな料理ゲームってくらいしか情報がないんですが、CMONのフィギュア使わないゲーム(エスノスとかギズモとか)が好みな事が多いので、挙げてみました。
・Mystery House: Adventures in a Box


ゲームマスター対その他のプレイヤーの形の脱出ゲーム。スマホアプリを使います。
実物の家の模型にシナリオに対応したカードを差し込み、アプリを起動してセットアップ完了。その後はプレイヤーは実物の模型を外側から見て(家の中は外側に設けられた窓(という名の穴)から見えるようになってる)、見えているカード(さっき差し込んだやつ)を調べる(アプリに入力) → そこに謎があるので解決 → カードを模型から外す → もっと奥が見えるようになってる…と、実物を使った調査とデジタルゲームのアドベンチャーゲームの組み合わせみたいな感じの模様。
シナリオはベースゲームに2つ付属してて、続編も作られる模様。当然、言語異存あり。
エジツィアやテラマラ(今年の新作)のデザイナーの1人なので、何かしらボードゲーム的に面白い仕組みがあればいいんですが。
・Era: Medieval Age

・Crystal Palace

エッガートシュピールとフォイヤーラントシュピールのエッセン新作枠。エッガートもフォイヤーラントもここ数年間はエッセン新作枠で外れはないので、まあ、無難に面白そう(デザイナーよりもパブリッシャーのデベロップを信じてます)。
エッガートのEraの方は、文明作っていくっぽいけど、マット・リーコックの1時間級でダイスも使うということで、かなり軽めぽいのがちょっと好み的な意味で心配。(見た目もかなり軽いソロゲーぽく、正直紙ペンでもいけるくらいだったりしないか?と不安です)
フォイヤーラントのCrystal Palaceは、その名から分かる通り、ロンドン万博テーマのゲーム(クリスタル・パレスのWikipedia)。
国(プレイヤー)ごとに異なる個人ボード持ってて~っていうお馴染みのあれ。うちの国の発明品見晒せやー!うちの国はすげえだろ!ってやるゲームみたい。発明品はカードで場からとってくるみたいなので、歴史的な事実とは関係なく、はちゃめちゃ展覧会になるんかな?
ルールと別にAppendixのファイルがあったので期待したんですが、発明品の説明&万博での評判とかの詳細説明冊子とかではなく残念。
ゲームシステム的にはダイスプレイスメントで、ダイス目が大きいほうが効果が大きいが、コストなどの負荷も大きいという作り。
うーん、無難ぽい。
マグナストームよりはガイアとかテラミよりな印象なので、マグナストームで期待してたのと違う!と思った層も(去年よりは)安心かな?
・Foothills


スノウドニアのシステムをベースに二人専用にしたゲーム。
テキスト依存ばりばりのカードが場に並ぶので日本語版出てほしいけど、二人用だし、マニア受け路線だしで難しいかも。
フランス語版はとっくにリリースされてるんですが、英語版はひと月くらい前のイギリスのイベントで少数販売されたのみで、正式リリースはGenCon待ちになってるので早く発売してくれーと待つばかり。評判は上々。
・Sierra West


ゴールドラッシュに賑わう西海岸に向けてシエラネバダ山脈を旅するゲーム。
3枚のカードを凸凹してるボードに重ねて配置 → 見えてるアイコンで云々カンヌンします。どんだけカード差すゲームが好きなのか自分。
経路となるシエラネバダ山脈のセットアップが4モードあり、それぞれ得点方法とかが変わったりする模様。
見た目から受ける印象よりもプレイ時間が短め(45~60分)で、モードを変えながら何度も遊ぼう!みたいなことがゲーム紹介に書いてるし、基本的にゲーム中の効果はシンプルなアイコンのみで、テキストはないみたいなので、ちょっと前のユーロ王道ぽい。