どうもブログを始めて10年経っていたようです。
ふうかさんのブログが14年目に突入というツイートがTLに流れてきて、自分のとこってどれくらいなんだろと確認してみたところ、どうも2009年の3月から記事を書き始めたようで、数か月前に10年経っとるがな!と慌てて記事を書こうと思った結果、のんびりこの時期に公開となりました(エッセン開始後のわたわたした時期より前には何とか公開したいと思ってましたが)。
あっさり10年経ちました!だけでもいいんですが、せっかくの機会なので10年間の振り返り記事を書いてみます。自分のことやブログであんなことこんなことあったという記事なので、あまり興味のない方もいる内容化と思いますが、ご容赦くださいませ。
記事の最後にプレゼント付きアンケートへのリンクを貼ってますが、脱線などもあり、振り返りが結構長いので、最後まで読むのがだるい!という方は↓のリンクからどうぞ。最後と同じものです。
プレゼント付きアンケート応募フォーム
【ブログを始めたきっかけ】
ボードゲームを始めたのは伊集院光がラジオでごきぶりポーカーを紹介していたのを聞いた(面白そうだし、きっと好きだから聞いてみたらと先輩におススメされた)のがきっかけです。ちょうどすごろくやがオープンしたころだった覚えがあるので2006年くらいみたいです。
はまり始めた頃からすごろくやのブログ(当時はmixiでバルバロッサの問題出したりされてました)やら、ふうかさんのとこ、play:gameなどを中心にボードゲームのブログやホームページを読み漁っていたのですが、当時はそもそも、ボードゲームブログ、ボードゲームサイトが少ない上に、その中でも写真がいくつかと面白かったなどの短い文章みたいなシンプルな感想のものが多かったため、もっと読みたい!が行き過ぎた結果、それなりにボリュームのある記事を自分で供給するというのがブログを始めた主なきっかけです(もともと文章を書くのが嫌いではなかった、時間があった等、他にも理由はありますが)。
当時読んでいたのは、主にふうかさんとこ、ぐんまさんとこ、オビ湾さんとこ、しなちくさんとこにCu部。もちろんTablegame in the Worldやplay:game、Gioco del mondeも読んでました。その中でも、moonさんのブログ、moon bloggerは1つ1つの記事の密度、moonさん自身の知識量、丁寧な文体など、最高に素敵で、サイトを削除された際は本当に悲しかった覚えがあります(なのでmoon gamerとして再開された時はめちゃくちゃ嬉しかったです)。リンク省略したみなさますいません。
ちなみにXXの〇〇という名前の付け方は00年代風というか要は当時の流行りみたいなもので、そのフォーマットのブログはジャンル問わずめっちゃ多かったです。うちのブログもそのフォーマットでつけてるわけですが、改めて今の感性で見てみるとちょっと恥ずかしいですね。
【ボードゲーム購入について】
はじめた当時は、大箱が5000円~、中箱が3000円~、小箱が1000円~みたいな感覚で今よりは(特に大箱が)安かったように思うのですが、それでも、まだ仲間内で時間の合間に遊ぶ程度だったので、買っても環境がないしそもそも高い!ということで、「2000円以上のボードゲームは買わない」みたいな縛りを作ってました。
始めてそれを破ったのが、王への請願で、確か2500~3000円くらいだった覚えがあります。まあ、それ以降は以下略です。
相方もボードゲームが好きで重ゲーに付き合ってくれたのも購入が加速した一因かとは思います。
始めて海外から購入したのはFunagainからで、バサリやチーズのお城等、5タイトルほど買ってます。購入する前の数週間は色んなサイトを見て、ひたすら厳選する作業をしていたのを覚えてます。どんなにブログなどで面白そうに取り上げられていても買えないものがボードゲームにもあるんだ(でも海外なら買えるゲームも多い)と残念に思った記憶があります。
そして、そのころドイツアマゾンからの送料がくっそ安かったことなどもあり、海外のショップも候補にはいってきてからBoardGameGeekを読み始めたわけですが、そこで、ローマに栄光あれのBlackbox Editionというのがようわからんがkickstarterというところで出資を募集しているという記事を目にします(BGGを見始めた直後だった覚えがあります)。
読めない英語を頑張ってなんとなく意味を読み取り、たぶんこれでいいんだろうなと訳の分からぬままバックしました(このプロジェクトが当初の予定から1年くらい遅れるという若干の問題プロジェクトだったのですが、まあ、最初にこれを経験したのが逆に良かったのかもしれません)。
アクの強いゲームが好きというのとKickstarterの特性がうまくはまったのか、一時はめっちゃバックしてました(今はそれなりに減ってます)。
今もたまにありますが、複数人分まとめてバックすると頭割りの送料が結構安くなるというプロジェクトをバックする際には、相乗りしませんかーって声をかけて、国内に届いてから転送するということをぼちぼちやってました(ブログには一切書いてないですが)。
大抵は5,6個でしたが、ユーフォリアが20個強、サンクトペテルブルク(Z-man版だったのでセントピーターズバーグですが)が30個強とか。自分も送料頭割りの恩恵はあるといっても、さすがに二桁個だと転送する手間の方が大きくなってるわけですが、マイペースでやらせて頂いたこともあり、なんというか、変な祭りみたいな楽しさがありました。
「少しでも安く買いたい」ということで、相乗って頂いてるわけで、(まあ、送料浮いた分でWin-Winだし、なんか楽しいしというわけで)手数料とかは頂いてなかった(割り戻せばすぐにわかりますし)んですが、とあるPodcastで、以前相乗ってくれた方が「あの人が大量に相乗り募集やってるのは儲けがあるから」みたいな発言をされてると聞いた時はショックでしたねー。たぶん、大量にバックしていることによるマージンがあるのではないかと思われたのかな?とも思いましたが、そんなのはないですねw。
ローマに栄光あれのBlackbox Editionもそうなんですが、好きなゲームのバージョン違いを集めるのが好き(学生時代に推理小説にはまっていた時も版違いを集めるのが好きでした)で、テンデイズゲームズから日本語版がでているCoup/クーというゲームのポーランド版(箱絵がオバマとプーチン。ちなみに今の版はトランプとプーチンに変わってます)を購入し、その流れでフランス版も買ったんですが、このCoup、めっちゃ版違いが出る!国が変われば絵も変わるのは当然でしょうという勢いで、もうめちゃくちゃ版違いがでる。
せっかくだからおいかけてやらあと、ロシア、イスラエル、イラン等々、買いも買ったり言語は13種。
このCoupを買う際、それだけ買うのもなあと周りの方に声をかけて欲しいゲームはないかと共同購入を募ったところから、当時無名だったナンジャモンジャ(共同購入で買った方は「なまえをよんで」と命名されてました)も買ったりと、まあ、色んな出会いがありました。
イランを除けば、全ての国で英語でメール&PaypalもしくはVisaで支払いができました。参考まで。
余談ですが、イラン版を購入した際、10前後のショップに連絡したにも関わらず、返信がもらえなかった(機械翻訳でペルシア語でメール書いたりもしたんですが)ので、現地に住まれている日本人の方にお願いして購入してもらいました。その際、「この間、日本で“世界のボードゲームで遊べる店”というのを見かけたのだが、あなたはその店員さんですか?」と聞かれました。確かにいくつかのボードゲームカフェやショップで“世界のボードゲーム”とうたわれてますが、実際は欧米+日本だけだなあと気づかされたりしました(そして、外から見てる人はその文句をその通り捉えるんだなと当たり前のことも気づきました)。
ナンジャモンジャは結局3桁弱購入し、転送祭りでした。この後、共同購入を募った汽車は進むよというポーランドのゲームも3桁弱を転送し、箱もナンジャモンジャより大きかったんで、パブリッシャーから届いた時には廊下が埋まりましたが、相方は2013年くらいに慣れてしまったので、「たくさん届いたよ。(転送して)減るんだよね?」と冷静なひと言以外はいつも特にありません。信用してくれていてありがたいです。
また、汽車は進むよはみょうちくりんなブログのおっさんのつけたタイトルを国内の正規流通のタイトルにも使ってくださっていて、ありがたい限りです。
【ゲームの遊ぶ環境】
購入のとこにも書きましたが当初は大学時代の友人たちや相方とばかり遊んでたんですが、大学時代の友人たちも色々と新しい趣味が出来、次第に集まれなくなるにしたがって、オープン会に参加するようになりました。そこで友人ができ、子供が産まれてからは少々事情もあって、自分の主催や友人からのお呼ばれで参加したクローズのゲーム会で友人と遊ぶというのがここ何年か定着しちゃってます。
オープン会も最初のうちは相方とふたりで参加してたんですが、その時期にいったCu部や高円寺盤遊会では主催のウサギさん、月斉さんには大変良くしていただきました。ゲーム会に参加できなくなってからもお会いする都度、お声がけ頂いたり、フリマを主催した時などにお世話になったりもしました。
この頃のオープン会で僕のボードゲームの師匠とでもいうべき方とも会えました。いまの人脈もその方経由のものが多いですし、思い切ってオープン会に参加してよかったなあと今更ですがしみじみ思います。
運は正直ありますが(そして、僕は恵まれていたと思いますが)、オープン会で色んな人に会えたからこそこの趣味も続いているのだと思いますし。
平日夜のゲーム会も、むかーし、2012年の11月から月1で偽エッセン会というのをたる田さん、ぐんまさん、しのぽさんと続けています。
これ始めた当時は、仕事が終わってから集まって重いゲームを遊べる場所(要は22時以降まで開いている場所)が当時はほとんどなかったのをよく覚えています。イエローサブマリン等のプレイスペースや公共施設は21時くらいには閉まってましたし、当時、ボードゲームカフェ(今は亡きリバネスカフェとか)がぽつぽつと出来始めていて、何か所か試しに行ってみましょうって、集まり始めた当初はやってました。
【思い出深い記事】
全部が全部、何かしらの思い出があるんですが、特にこんなことあったなあみたいなやつを。
・わぎゃんしりとり:ボードゲームまとめサイトとして、まとめるセンスもスピードも最高だったnemmy stacksに取り上げて頂いた記事です。
・ウールフィ:確か初めて国内の取り扱いショップにツイートしてもらった記事です。お店に伺った際にこれをきっかけにお話もさせて頂くこともできましたし。
・ロビンソンクルーソー:呪われた島の冒険:ゲームの主人公視点で日記的に書いてみた記事。時間はかかりましたが、ドラマチックなゲームの展開をうまく伝えられたかなと気に入ってます。
・ニューヨーク1901:デザイナーの方からメールもらってめっちゃ嬉しかった記事。調べればわかる話なんですが、この方、在名古屋カナダ領事館の領事だったり名古屋大学院の修士号をお持ちだったりで日本語ぺらぺらなので、読んでくださったかと思いますが、まさか読まれると思ってなかったので驚きました。
・クー全アートワーク紹介:自分の輸入遍歴的なものと重なっているので10周年記事を書く前に急いで書きあげました。
・その他、考え事系の記事:最近、書けてないですが、うだうだ考えたり、書いたりするのは好きなので、また書きたいです。ネタはあって、下書きフォルダに書きかけのが入ってはいます。
最近は時間に追われてたりして、十分推敲したりちょっと妙な記事を書いたりがなかなかできてないんですよね…。なので、ちょっと思い入れが強い記事となると昔のものになっちゃってます。
【感想というか】
ブログを始めて良かったか?と言われれば間違いなく良かったです。
書くことで考えが整理できる等、自分の内面に閉じた話もあるんですが、それよりも、ブログを始めてからのこの10年間、色んな方とお会いしましたが、初対面の人でもこちらのことをある程度知っていてもらえてることが案外あるというのが非常に大きかったです。出会いのきっかけにもなりましたし、付き合いが続くのにも役に立ってるなと思います。
(全然余談ですが、先日、富山からいらした方とゲームを遊んだ際、「(人柄が)思っていた印象と違っていた」と言われ、どう思われてたんですか?と返したら「えー、ブログが長い人」って、それ会う前後で変わらんやつやろ!ということがありました)
始めて数年はアクセス数も気にして、新作はすぐに遊んで記事を上げるとか、定期更新とか気にしてたんですが、もう、まったり更新になってしまってます。書きたいことを書きなぐってストレス解消と、なんでこのゲーム面白いの?とか、この作りってどうなのか?等々のようわからんことを文章としてアウトプットして気持ち良い!というのがいまは書くモチベーションという、大変自己中な執筆動機なんですが、たまにゲーム会などで読んでますと言われたり、ツイッターで引用していただくとやはり嬉しいですし、リアクションなどなくても単に読んでいただいているだけでも大変ありがたいです。
そんなわけで、今後もマイペースで(とはいえ、こういうのを書いて欲しいとかあればそれにできる限り応えながら)続けていきたいと思います。
【プレゼント】
昔は年1でクイズ&プレゼントをしていたのですが、クイズを作るのが案外手間なのと、もらったゲームって案外遊ばないという自身の経験からやめてしまってましたが、おめでとうおれ!よくやったおれ!ということで、せっかくの10周年なのでプレゼント企画です(相方からは何故自分の祝いでプレゼントを配るのかと言われましたが、やりたいのでやります)
家にあった何故これを買ったのだろう?何故持っているのだろう?もう使わないなあみたいものやこのために買ったものも含め、雑多な内容になっておりますが、スルーしてください。
簡単なアンケート(名前&連絡先だけでも可)に答えていただければ、以下のいずれかを差し上げます。
※希望者多数の場合は抽選です。
※ゲームは日本語訳は添付しません。
※欠品、欠損があっても僕は対応しません。メーカーに連絡してください。
プレゼント応募フォーム
応募締め切り:10月22日24時
当選者の方には、10月27日までに連絡いたします。連絡がない場合は外れたとお考え下さい。

ゲーム類
・【1名】ノートルダム10周年記念版(スペイン語版)※元の版とボードなどが異なるスペイン語版オリジナル仕様です。
・【1名】桜降る代に決闘を 祭礼(ゲームマーケット2017春限定版)
・【1名】Coup福袋(3言語分のCoupが入っています)
・【1名】ピット(イラン版)※ペルシャではアラビア数字が使われていません
・【1名】ナンジャモンジャ(ポーランド版)※カードサイズが日本語版の倍くらいあります
・【1名】コロレット10周年記念版 ※メビウス訳ルール付き
・【1名】ニムト20周年記念版 ※メビウス訳ルール付き
・【1名】髑髏と薔薇:赤箱
・【1名】もっとホイップを!(日本語版)※専用紙袋入り


ゲーム以外
・【1名】エッベスバッグ(テンデイズでエッベスが売られた際に添付されていたもの)
・【1名】オインクゲームズトートバッグ(2011年くらいに売られていたものです。未使用ですが埃などのせいか多少汚れています)
・【1名】カタンで使えるコマ(道とか町とかのカスタムコマ)
・【10名】ボードゲームラインもできるボードゲームの画像とデータが載ってるカード99枚セット
それではご応募お待ちしております! また、今後ともよろしくお願いいたします。
あっさり10年経ちました!だけでもいいんですが、せっかくの機会なので10年間の振り返り記事を書いてみます。自分のことやブログであんなことこんなことあったという記事なので、あまり興味のない方もいる内容化と思いますが、ご容赦くださいませ。
記事の最後にプレゼント付きアンケートへのリンクを貼ってますが、脱線などもあり、振り返りが結構長いので、最後まで読むのがだるい!という方は↓のリンクからどうぞ。最後と同じものです。
プレゼント付きアンケート応募フォーム
【ブログを始めたきっかけ】
ボードゲームを始めたのは伊集院光がラジオでごきぶりポーカーを紹介していたのを聞いた(面白そうだし、きっと好きだから聞いてみたらと先輩におススメされた)のがきっかけです。ちょうどすごろくやがオープンしたころだった覚えがあるので2006年くらいみたいです。
はまり始めた頃からすごろくやのブログ(当時はmixiでバルバロッサの問題出したりされてました)やら、ふうかさんのとこ、play:gameなどを中心にボードゲームのブログやホームページを読み漁っていたのですが、当時はそもそも、ボードゲームブログ、ボードゲームサイトが少ない上に、その中でも写真がいくつかと面白かったなどの短い文章みたいなシンプルな感想のものが多かったため、もっと読みたい!が行き過ぎた結果、それなりにボリュームのある記事を自分で供給するというのがブログを始めた主なきっかけです(もともと文章を書くのが嫌いではなかった、時間があった等、他にも理由はありますが)。
当時読んでいたのは、主にふうかさんとこ、ぐんまさんとこ、オビ湾さんとこ、しなちくさんとこにCu部。もちろんTablegame in the Worldやplay:game、Gioco del mondeも読んでました。その中でも、moonさんのブログ、moon bloggerは1つ1つの記事の密度、moonさん自身の知識量、丁寧な文体など、最高に素敵で、サイトを削除された際は本当に悲しかった覚えがあります(なのでmoon gamerとして再開された時はめちゃくちゃ嬉しかったです)。リンク省略したみなさますいません。
ちなみにXXの〇〇という名前の付け方は00年代風というか要は当時の流行りみたいなもので、そのフォーマットのブログはジャンル問わずめっちゃ多かったです。うちのブログもそのフォーマットでつけてるわけですが、改めて今の感性で見てみるとちょっと恥ずかしいですね。
【ボードゲーム購入について】
はじめた当時は、大箱が5000円~、中箱が3000円~、小箱が1000円~みたいな感覚で今よりは(特に大箱が)安かったように思うのですが、それでも、まだ仲間内で時間の合間に遊ぶ程度だったので、買っても環境がないしそもそも高い!ということで、「2000円以上のボードゲームは買わない」みたいな縛りを作ってました。
始めてそれを破ったのが、王への請願で、確か2500~3000円くらいだった覚えがあります。まあ、それ以降は以下略です。
相方もボードゲームが好きで重ゲーに付き合ってくれたのも購入が加速した一因かとは思います。
始めて海外から購入したのはFunagainからで、バサリやチーズのお城等、5タイトルほど買ってます。購入する前の数週間は色んなサイトを見て、ひたすら厳選する作業をしていたのを覚えてます。どんなにブログなどで面白そうに取り上げられていても買えないものがボードゲームにもあるんだ(でも海外なら買えるゲームも多い)と残念に思った記憶があります。
そして、そのころドイツアマゾンからの送料がくっそ安かったことなどもあり、海外のショップも候補にはいってきてからBoardGameGeekを読み始めたわけですが、そこで、ローマに栄光あれのBlackbox Editionというのがようわからんがkickstarterというところで出資を募集しているという記事を目にします(BGGを見始めた直後だった覚えがあります)。
読めない英語を頑張ってなんとなく意味を読み取り、たぶんこれでいいんだろうなと訳の分からぬままバックしました(このプロジェクトが当初の予定から1年くらい遅れるという若干の問題プロジェクトだったのですが、まあ、最初にこれを経験したのが逆に良かったのかもしれません)。
アクの強いゲームが好きというのとKickstarterの特性がうまくはまったのか、一時はめっちゃバックしてました(今はそれなりに減ってます)。
今もたまにありますが、複数人分まとめてバックすると頭割りの送料が結構安くなるというプロジェクトをバックする際には、相乗りしませんかーって声をかけて、国内に届いてから転送するということをぼちぼちやってました(ブログには一切書いてないですが)。
大抵は5,6個でしたが、ユーフォリアが20個強、サンクトペテルブルク(Z-man版だったのでセントピーターズバーグですが)が30個強とか。自分も送料頭割りの恩恵はあるといっても、さすがに二桁個だと転送する手間の方が大きくなってるわけですが、マイペースでやらせて頂いたこともあり、なんというか、変な祭りみたいな楽しさがありました。
「少しでも安く買いたい」ということで、相乗って頂いてるわけで、(まあ、送料浮いた分でWin-Winだし、なんか楽しいしというわけで)手数料とかは頂いてなかった(割り戻せばすぐにわかりますし)んですが、とあるPodcastで、以前相乗ってくれた方が「あの人が大量に相乗り募集やってるのは儲けがあるから」みたいな発言をされてると聞いた時はショックでしたねー。たぶん、大量にバックしていることによるマージンがあるのではないかと思われたのかな?とも思いましたが、そんなのはないですねw。
ローマに栄光あれのBlackbox Editionもそうなんですが、好きなゲームのバージョン違いを集めるのが好き(学生時代に推理小説にはまっていた時も版違いを集めるのが好きでした)で、テンデイズゲームズから日本語版がでているCoup/クーというゲームのポーランド版(箱絵がオバマとプーチン。ちなみに今の版はトランプとプーチンに変わってます)を購入し、その流れでフランス版も買ったんですが、このCoup、めっちゃ版違いが出る!国が変われば絵も変わるのは当然でしょうという勢いで、もうめちゃくちゃ版違いがでる。
せっかくだからおいかけてやらあと、ロシア、イスラエル、イラン等々、買いも買ったり言語は13種。
このCoupを買う際、それだけ買うのもなあと周りの方に声をかけて欲しいゲームはないかと共同購入を募ったところから、当時無名だったナンジャモンジャ(共同購入で買った方は「なまえをよんで」と命名されてました)も買ったりと、まあ、色んな出会いがありました。
イランを除けば、全ての国で英語でメール&PaypalもしくはVisaで支払いができました。参考まで。
余談ですが、イラン版を購入した際、10前後のショップに連絡したにも関わらず、返信がもらえなかった(機械翻訳でペルシア語でメール書いたりもしたんですが)ので、現地に住まれている日本人の方にお願いして購入してもらいました。その際、「この間、日本で“世界のボードゲームで遊べる店”というのを見かけたのだが、あなたはその店員さんですか?」と聞かれました。確かにいくつかのボードゲームカフェやショップで“世界のボードゲーム”とうたわれてますが、実際は欧米+日本だけだなあと気づかされたりしました(そして、外から見てる人はその文句をその通り捉えるんだなと当たり前のことも気づきました)。
ナンジャモンジャは結局3桁弱購入し、転送祭りでした。この後、共同購入を募った汽車は進むよというポーランドのゲームも3桁弱を転送し、箱もナンジャモンジャより大きかったんで、パブリッシャーから届いた時には廊下が埋まりましたが、相方は2013年くらいに慣れてしまったので、「たくさん届いたよ。(転送して)減るんだよね?」と冷静なひと言以外はいつも特にありません。信用してくれていてありがたいです。
また、汽車は進むよはみょうちくりんなブログのおっさんのつけたタイトルを国内の正規流通のタイトルにも使ってくださっていて、ありがたい限りです。
【ゲームの遊ぶ環境】
購入のとこにも書きましたが当初は大学時代の友人たちや相方とばかり遊んでたんですが、大学時代の友人たちも色々と新しい趣味が出来、次第に集まれなくなるにしたがって、オープン会に参加するようになりました。そこで友人ができ、子供が産まれてからは少々事情もあって、自分の主催や友人からのお呼ばれで参加したクローズのゲーム会で友人と遊ぶというのがここ何年か定着しちゃってます。
オープン会も最初のうちは相方とふたりで参加してたんですが、その時期にいったCu部や高円寺盤遊会では主催のウサギさん、月斉さんには大変良くしていただきました。ゲーム会に参加できなくなってからもお会いする都度、お声がけ頂いたり、フリマを主催した時などにお世話になったりもしました。
この頃のオープン会で僕のボードゲームの師匠とでもいうべき方とも会えました。いまの人脈もその方経由のものが多いですし、思い切ってオープン会に参加してよかったなあと今更ですがしみじみ思います。
運は正直ありますが(そして、僕は恵まれていたと思いますが)、オープン会で色んな人に会えたからこそこの趣味も続いているのだと思いますし。
平日夜のゲーム会も、むかーし、2012年の11月から月1で偽エッセン会というのをたる田さん、ぐんまさん、しのぽさんと続けています。
これ始めた当時は、仕事が終わってから集まって重いゲームを遊べる場所(要は22時以降まで開いている場所)が当時はほとんどなかったのをよく覚えています。イエローサブマリン等のプレイスペースや公共施設は21時くらいには閉まってましたし、当時、ボードゲームカフェ(今は亡きリバネスカフェとか)がぽつぽつと出来始めていて、何か所か試しに行ってみましょうって、集まり始めた当初はやってました。
【思い出深い記事】
全部が全部、何かしらの思い出があるんですが、特にこんなことあったなあみたいなやつを。
・わぎゃんしりとり:ボードゲームまとめサイトとして、まとめるセンスもスピードも最高だったnemmy stacksに取り上げて頂いた記事です。
・ウールフィ:確か初めて国内の取り扱いショップにツイートしてもらった記事です。お店に伺った際にこれをきっかけにお話もさせて頂くこともできましたし。
・ロビンソンクルーソー:呪われた島の冒険:ゲームの主人公視点で日記的に書いてみた記事。時間はかかりましたが、ドラマチックなゲームの展開をうまく伝えられたかなと気に入ってます。
・ニューヨーク1901:デザイナーの方からメールもらってめっちゃ嬉しかった記事。調べればわかる話なんですが、この方、在名古屋カナダ領事館の領事だったり名古屋大学院の修士号をお持ちだったりで日本語ぺらぺらなので、読んでくださったかと思いますが、まさか読まれると思ってなかったので驚きました。
・クー全アートワーク紹介:自分の輸入遍歴的なものと重なっているので10周年記事を書く前に急いで書きあげました。
・その他、考え事系の記事:最近、書けてないですが、うだうだ考えたり、書いたりするのは好きなので、また書きたいです。ネタはあって、下書きフォルダに書きかけのが入ってはいます。
最近は時間に追われてたりして、十分推敲したりちょっと妙な記事を書いたりがなかなかできてないんですよね…。なので、ちょっと思い入れが強い記事となると昔のものになっちゃってます。
【感想というか】
ブログを始めて良かったか?と言われれば間違いなく良かったです。
書くことで考えが整理できる等、自分の内面に閉じた話もあるんですが、それよりも、ブログを始めてからのこの10年間、色んな方とお会いしましたが、初対面の人でもこちらのことをある程度知っていてもらえてることが案外あるというのが非常に大きかったです。出会いのきっかけにもなりましたし、付き合いが続くのにも役に立ってるなと思います。
(全然余談ですが、先日、富山からいらした方とゲームを遊んだ際、「(人柄が)思っていた印象と違っていた」と言われ、どう思われてたんですか?と返したら「えー、ブログが長い人」って、それ会う前後で変わらんやつやろ!ということがありました)
始めて数年はアクセス数も気にして、新作はすぐに遊んで記事を上げるとか、定期更新とか気にしてたんですが、もう、まったり更新になってしまってます。書きたいことを書きなぐってストレス解消と、なんでこのゲーム面白いの?とか、この作りってどうなのか?等々のようわからんことを文章としてアウトプットして気持ち良い!というのがいまは書くモチベーションという、大変自己中な執筆動機なんですが、たまにゲーム会などで読んでますと言われたり、ツイッターで引用していただくとやはり嬉しいですし、リアクションなどなくても単に読んでいただいているだけでも大変ありがたいです。
そんなわけで、今後もマイペースで(とはいえ、こういうのを書いて欲しいとかあればそれにできる限り応えながら)続けていきたいと思います。
【プレゼント】
昔は年1でクイズ&プレゼントをしていたのですが、クイズを作るのが案外手間なのと、もらったゲームって案外遊ばないという自身の経験からやめてしまってましたが、おめでとうおれ!よくやったおれ!ということで、せっかくの10周年なのでプレゼント企画です(相方からは何故自分の祝いでプレゼントを配るのかと言われましたが、やりたいのでやります)
家にあった何故これを買ったのだろう?何故持っているのだろう?もう使わないなあみたいものやこのために買ったものも含め、雑多な内容になっておりますが、スルーしてください。
簡単なアンケート(名前&連絡先だけでも可)に答えていただければ、以下のいずれかを差し上げます。
※希望者多数の場合は抽選です。
※ゲームは日本語訳は添付しません。
※欠品、欠損があっても僕は対応しません。メーカーに連絡してください。
プレゼント応募フォーム
応募締め切り:10月22日24時
当選者の方には、10月27日までに連絡いたします。連絡がない場合は外れたとお考え下さい。

ゲーム類
・【1名】ノートルダム10周年記念版(スペイン語版)※元の版とボードなどが異なるスペイン語版オリジナル仕様です。
・【1名】桜降る代に決闘を 祭礼(ゲームマーケット2017春限定版)
・【1名】Coup福袋(3言語分のCoupが入っています)
・【1名】ピット(イラン版)※ペルシャではアラビア数字が使われていません
・【1名】ナンジャモンジャ(ポーランド版)※カードサイズが日本語版の倍くらいあります
・【1名】コロレット10周年記念版 ※メビウス訳ルール付き
・【1名】ニムト20周年記念版 ※メビウス訳ルール付き
・【1名】髑髏と薔薇:赤箱
・【1名】もっとホイップを!(日本語版)※専用紙袋入り


ゲーム以外
・【1名】エッベスバッグ(テンデイズでエッベスが売られた際に添付されていたもの)
・【1名】オインクゲームズトートバッグ(2011年くらいに売られていたものです。未使用ですが埃などのせいか多少汚れています)
・【1名】カタンで使えるコマ(道とか町とかのカスタムコマ)
・【10名】ボードゲームラインもできるボードゲームの画像とデータが載ってるカード99枚セット
それではご応募お待ちしております! また、今後ともよろしくお願いいたします。