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アボミネイション:フランケンシュタインの後継者 / Abomination: The Heir of Frankenstein

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(4人でインスト込み3時間ほど)

【概要&ルール】

フランケンシュタイン博士をご存知だろうか。これは博士の後継者たちが同じく怪物を作ろうとする物語である。

ワーカープレイスメントでリソースを手に入れたり、自分のパラメータを強化し、研究所で怪物の作成を行います。

ゲームは4つのフェイズで構成されています。

1.イベントフェイズ:スタートプレイヤーがイベントカードを引きます。発動タイミングが即時のものはいま解決し、タイミングが支持されているものはその時までスタートプレイヤーが管理します(あるアクションをしたプレイヤーにイベントが発生するとかです)

2.都市フェイズ:ボード上(パリの街)のアクションスペースに手番順にワーカーを配置します。
ワーカーには科学者とアシスタントの2種類がおり、科学者のみしか配置できないスペース(アクション)があります。

3.研究所フェイズ:都市フェイズで獲得した素材(筋肉、内臓、骨、血液)を使い、怪物を作成します。

4.リセットフェイズ:次ラウンドの準備をします。街の各所にカードが補充され、一部の素材の鮮度が1段階悪くなります。

●アクションについて
アクションの種類は大きく4つです。

・素材獲得系:パリの街の各所で死体を獲得します。獲得できる死体の鮮度や獲得コストが場所で異なります。例えば、墓場からは大量にほぼコストなしで死体を獲得できますが、鮮度は悪いですし、骨だけしか手に入らない場合もあります。ギロチンイベントが発生すると、鮮度最高の死体をお金を出して購入することができます。
(色々な死体。Iが鮮度最高、Ⅳが鮮度最低です。骨は鮮度関係ないです)

・パラメータアップ系:知識、人間性、評判の3つのパラメータがあります。知識が高いと作成可能な怪物のパーツが増えたり、大学でアクション出来るようになったりします。評判はあげることでワーカーが増えたり、アシスタントが科学者にバージョンアップしたりします。人間性は一部アクション(殺人とか死体あさりとか)をすることで下がります。下がりすぎるとマイナス点になります。
いずれのパラメータも一定値ごとにゲーム終了時にボーナス点がもらえます。

・アイテム購入:商店で余っている肉や骨を売ったり、腐敗を遅らせる氷や怪物に命を吹き込むのに使うライデン瓶(電気をためておく瓶)を買ったりできます。

・個人ボード上のアクション:自分の研究室で自分の血を抜いたり、ライデン瓶を充電したりなど、補助的なアクションを行います

●怪物の作成について
怪物の作成は、ベース作成(肉と骨で形を作る)、完全化(皮膚はったり血液流したりする)、電流を流して命を吹き込むの3段階があります。
ベース作成と完全化では、両足、両手、胴体、頭の4種6パーツごとに、必要とされる素材と知識量を満たしていれば、作ることができます。この時、鮮度の良い素材を使えば、パーツ作成時の点数が高くなります。
命を吹き込むのはダイスロールです。都市フェイズで手に入れていたライデン瓶(電気をためておける瓶)の個数に応じたダイスを振り、活性化の面がでればそのパーツに命が吹き込まれたことになります。ダイス目によっては、作ったパーツが損傷する(作り直し)になったりします。
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(こんな感じで作るパーツごとのコストと点数はサマリがあります)

●ゲーム終了について
いずれかのプレイヤーが怪物の全てのパーツに命を吹き込むか、船長コマが規定数進んだらゲーム終了です。
※船長コマは毎ラウンド1マスずつ進みます。船長は小説『フランケンシュタイン』の登場人物で、怪物を殺すよう怪物を作った博士に頼まれるキャラクターです(Wikipediaにもあらすじがあります)。要はプレイヤーたちが作ろうとしている怪物を殺しに来ている設定なので、船長がパリに到達したらゲーム終了となります。

●物語について

このゲーム、イベントカードなどを契機にちょっとしたストーリー+選択肢や効果というゲームブック的なものが始まります(ボードゲームだとAbove&Below的というと近いです)。ぶっちゃけ、ストーリーは読まず選択肢や効果だけ読んでもゲームとしては成り立つんですが可能な限り、ストーリーも読んだ方が盛り上がるかと思います。
ゲーム終了時も終了条件によってエピローグが異なる作りになってます。
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(ゆるーくモザイクかけてますが、イベントカード上に確認する番号(B18とか)が書かれており、そこにストーリーの続きと選択肢があります)

【プレイ内容】

ありきりさん、カヤさん、一味さん、僕の4人で。

セットアップ時に、能力の異なるキャラクターが各プレイヤーに配られます。キャラクター能力説明の裏面には、そのキャラが何故、怪物作りをしているのか等、背景が書かれています。が、今回はとりあえずそこはスルー。
キャラクター能力は↓。

カヤさん:怪物のパーツ作成時に毎ラウンド1つ資材が少なくても良い。
ありきりさん:人間性のパラメータを上限以上上げようとした際に点数が入る
一味さん:ラウンド終了時、お金が2金より少なければ1金もらえる&カード効果で知識を得る際、効果+1
僕:命を吹き込む際にダイス追加&ライデン瓶1つを毎ラウンドチャージする

僕とありきりさんの能力は序盤は出番がなさそうですし、毎ラウンド使える上に便利そうなので、カヤさんのキャラクターの能力が強そうに見えるのですが、とりあえず、スタートです。

ゲームスタート時、手持ちのワーカーは科学者1にアシスタント2ですが、評判をあげることでアシスタントが1追加されます(そのあとはアシスタントが科学者になっていくので、ワーカー数は最大4です)。ワカプレならワーカー増やすのが王道でしょうと、ありきりさん、一味さん、僕の3人は評判をあげる系のアクションを中心に選びます。評判は大学で講義したり、病院でボランティアをすることであがります。さらに、大学では特殊カードを手に入れることができ、これも、何かしらの条件を満たした時にパラメータがあがったり、お金がもらえたりするものです。

この特殊カードの強さに結構幅があり、無条件で使用可能なカードと、特定イベント発生時にようやく使用可能になるカードとで、もらえるものにそれほど差がなかったりします。

ワーカープレイスメントなので、他人が行ったアクションは実施できません。が、このゲームではバンプ(押し出し)というルールがあり、押し出すプレイヤーに金を払いさえすれば、既にワーカーで占拠されているアクションも実施できます(※1ラウンド中に可能なバンプの回数制限はあります)。

そんなわけで、他人と同じことをするにも限界はあります。

そこでカヤさんは(自キャラの能力ともあいますし)パラメータ強化よりもパーツ作成を優先させることにされたようで、資源を手に入れに町に繰り出します。
まあ、怪物を作るテーマですし、パーツを作る度に点数が入る上に命を吹き込んだパーツごとにゲーム終了時に結構大きい得点がはいるようなので、あー、先越されたと思ってみてました。

怪物のパーツの資源/材料は、内臓、筋肉、骨、血液です。
んで、その資材はどこで手に入れるかというと、パリの街の色んなところから、死体を調達してくるってゲームです。

場所によって死体カードの取れる数とその鮮度が異なっており、

墓場:墓場を掘り起こす。最大3枚。鮮度はかなり悪く、骨だけのカードもある。
警察:死体置き場のものを金を出して買う。最大2枚。(事件性のある死体なので)状態は良くなく、鮮度も良くはない。
病院:評判が良くなると病死した死体を引きとれる。評判に応じて最大2枚。鮮度はそれなりに良い。
港:人を雇って死体を調達する。最大1枚。人の種類で鮮度や資材数が異なる。腕の良い人殺しならコストはかかるが鮮度のとても良い死体を調達してくるが、腕の悪いやつだとコストは安いが鮮度が悪い等。
広場:ギロチン刑イベント(※)が発生すると鮮度の高い死体カードが出てくる。最大1枚。鮮度はかなり良い。
殺人:自ら殺人を犯す。人間性は下がるが、鮮度の高い死体が1枚手に入る。

となってます。

※ギロチンによる公開処刑は当時の市民の娯楽だったので、広場で死体が手に入ることになってます。

墓場だと骨だけの死体も山札にそれなりにはいってるため、僕やありきりさんは評判をあげていたこともあり、主に病院から死体を引き取ってきます。
カヤさんは鮮度よりもとにかく資材量ということか、死体置き場を中心に。一味さんは空いているところを優先されたのか、墓場中心のように見えました。
(墓場+死体置き場で5枚の死体カードから資材を手に入れた結果。白いキューブは骨です。カヤさんはボーンコレクター!と呼ばれてました)
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(めっちゃ白いキューブ(骨)を持ってる人)

3人がパラメータ上げに力を入れていたというのもあるかもしれませんが、カヤさんがパーツを作っていくスピードが速い!
まだ3人が1,2パーツしか作ってないにもかかわらず、もう全身が完成し、皮膚をつける作業に入られていました。
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(まだ片手片足しかない、うちの怪物)

ゲーム中に入る主な点数は怪物作成なので、点数でもカヤさんが突っ走ってます。

ゲームの終了条件は、誰かが怪物を完成させる(全パーツに皮膚つけたのち、命を吹き込むのに成功する)、もしくは、船長が船長トラック上で13マス目に到達するかです(船長は毎ラウンド1マス進み、たまにカードの効果で進んだりします。つまり、10ラウンドくらいで終わるということです)。

そんなわけで、ひとりが走っていくと終わってしまうので、周りのプレイヤーもそろそろ本腰いれるか!とますます死体漁り関連のアクションスペースが混雑しはじめます。

前述の通り、僕やありきりさんは評判が高いので、病院から鮮度の高い死体を受け取れ、結果的に点数の高い良いパーツが作れます。
すると、明らかに作っているパーツ数は少ないのにカヤさんに点数が追い付いてきました。

カヤさん:「腐りかけの死体で作ったポンコツだってことがバレた」

量でごまかされていましたが、質でこれだけ点数挽回できるなら、まだまだ勝負になるなと、怪物作成遅れていた組もやる気がでてきます。

この後、1,2ラウンドはいい感じに質の良いパーツが作れてたんですが、胴体や頭を作ったり、皮膚を貼り始めると、カヤ博士のすごさがわかってきます。

怪物作成には資源以外に、規定値以上の知識が必要です。知識はアクションでも増やすことができますが、パーツを作る度にも1ずつ上がるようになってます。なので、パーツをたくさん作った方が知識はあがってますし、鮮度の低い死体は1アクションで多数手に入るのに対して、鮮度の良い死体は1アクションで基本的には1体しか手に入りません。

そのため、資源(死体)を集めるためのアクションに圧迫されて知識をあげる方までなかなかワーカーがまわせなくなります。

死体が手に入らない部分は動物の死体(オールマイティの資源ですが、1つでも混ぜるとパーツ作成時の得点が減ります)。
なんとか胴体までは土台を作りましたが、知識が足らず、頭を作ることができません。それではと、手足に皮膚を貼る作業に入ります(頭を作るよりは低い知識でできます)。

が、今度は血液が足りません。血液は鮮度がある程度良くないと死体から獲得できませんし、手に入れても腐敗が3段階目まで進むと破棄することになります(内臓と肉は5段階まで腐ると破棄です)。
この段階まで進むとみんな血液が欲しいので、あっという間に獲得できるスペースが埋まっていきます。一応、自分の血を抜くというアクションがあり、それは個人ボード上のアクションスペースを使うので他人に邪魔されることはありません。

ありませんが、それだけでも足りないので、まあ、結局はどうにか死体から獲得しないと…と熱いアクションスペースの取り合いが繰り広げられます。
しかし、実は港(殺し屋を雇う)や自分が殺人を犯すアクションスペースはそれほど使われていませんでした。前者はコストが結構高かったり、殺し屋の実力がピンキリで欲しいものと合致していない場合があったりしたためですし、後者は人間性がかなり下がってしまう(人間性が下がりすぎると失点)ので、使いにくかったのです。

使われていないといえば、広場も全くイベントでのギロチン刑が起こらないので使いたくても使えませんでした。
あまりに起こらないので、まだかなーまだかなーとみんなが待ち望んでいたギロチンイベントが終盤ついに発生しました! その時、スタートプレイヤーだった僕がありがたくギロチン刑にあった死体を引き取らせて頂きました。
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(ギロチンから手に入れた死体。首はまあ、当然離れてます。カード下部に鮮度と入手できるリソース数が種類ごとに書かれてます)

みんな死体が欲しい、新鮮な死体が欲しいと死体に飢えているのに、港に並んでいる殺し屋候補は全部ドッグキャッチャーだったり。
ドッグキャッチャーの効果は、コストを払って、人間性を大幅に上げるか、動物肉を手に入れるかのどちらかです。

「人間性あがるのって、捕まえてきた犬を放すか、飼うかしてるんだよね。めっちゃいい人じゃん」

と、みんなで笑っていたのですが、僕には狙いがありました。笑ってはいましたが、取るなよー取るなよーと祈ってました。

このゲームでは、ゲーム終了時、パラメータを一定以上あげているともらえるボーナス点、それがめっちゃでかいのです。

ありきりさんも気づかれているようで、評判と知識あげのアクションを多めに取られていましたが、人間性をあげようとしているのは僕だけの模様。

ぶっちゃけた話、カヤさんの怪物が腐りかけの部品でできているといっても、先行してパーツを作っていたのはやはりでかく、命を吹き込むために必要なライデン瓶や、資源が腐らない(ラウンドを跨っても鮮度を維持できる)氷の塊などを誰ともアクションが被らないうちに入手されていて、怪物作成に専念できるのに対し、僕ら後続組はライデン瓶などの購入のために商店へ向かう行列(ワカプレ的な争い)が発生しており、僕はもう命を吹き込むのは無理だなと中盤入ったくらいで考えてました。

そこで何かしら勝つ手はないかと盤面を見ていて気付いたのがパラメータボーナスでした。
そこで、犬を助けたり、教会で懺悔したり、病院でボランティアをしたりと、最終盤の2,3ラウンドで善行を重ね、ゲーム終了時には人間性を最大まで上げていました(評判や知識もボーナス点が切りあがるところまでは上げるよう調整しました)。

ありきりさんは人間性をあげ切ると点数が入るようになるキャラクターだったのですが、逆に、最終ラウンドでついに殺人を犯してしまわれてました。キャラクター能力は活かせませんが、そこで手に入れた新鮮な材料を使った怪物の点数のおかげでありきりさんがトップになり、ゲーム終了時のボーナス点の争いに突入。
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(ちょっと殺人を犯しにいくありきりさんのワーカー)

完成まではいかなかったものの両足や手に命を吹き込んだことよるボーナス点でカヤさんがトップに出たのを、ありきりさんが評判や知識のパラメータボーナス(両方とも最大まで上げられていました)で抜き返し、最後、1点差で人間性のボーナス点で僕が逆転するという流れで勝つことができました。
(知識や評判はみんなそこそこあげていたので差がそこまでつかなかったのに対して、人間性はみなさん±ゼロあたりだったので、ボーナス点の差が大きくなったようです)
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(終了時の全体とうちの盤面。結局僕は個人ボード上のアクションは実施しませんでした(個人ボード上のは怪物作成用の補助アクションで僕は怪物作成にあまり力をいれなかったため))

【感想】

妙なテーマとイベントカードなどによってルールブックに書かれたストーリーが進むというのが特徴ではありますが、純粋にリソースマネジメント&ワーカープレイスメントのゲームとしても良くできています。

イベントカードにかかれた条件を満たしている1人に対して、数文のストーリーが読まれ、最後に、選択肢(逃げる、逃げないとか)を選ぶとパラメータが変化するなどの何かしらが起こるというAbove&Below式のゲームブック的なやつがあるんですが、イベントカードは毎ラウンド1枚ですし、条件を満たさないために発生しない場合もあるので、(雰囲気はとても良いですが)おまけ的な感じはしました。
(パブリッシャーのPlaid Hat gamesはマイス・アンド・ミスティクスや来月日本語版が出るヌイグルミ騎士団と少女の夢のところなので、ストーリー性の高いゲームというのは代名詞なのかもしれませんが)

死体を取ってくる。できれば鮮度の高いものを! まあ、どうしても手に入らないなら動物の肉でも代用可能とか、死体を手に入れる手段の多さ(墓あらし、警察の死体置き場、病院、殺人鬼の調達、自分で殺人する)とか、氷を買ってくれば腐らないとか、真面目にやってるんでしょうけど、笑えるというか、面白さがあります。
なので、陰湿さはなく、あるのは、ブラックコメディ的な不謹慎さです。

ゲーム的な面白さは、ワーカープレイスメントのきつさに起因する諸々です。

同じアクションができる、代替となるようなスペースがほぼなく、毎ラウンドにプレイヤー人数分の押し出しができるだけなので、他人とやりたいことが被るのがめっちゃつらいです。死体の獲得は前述の通り選択肢があるんですが、鮮度や量にこだわるとオンリーワンの場所しかありませんし、命を吹き込むのに必要なライデン瓶や死体保存用の氷は商店という1つしかないアクションスペースでしか手に入らないので、購入タイミングが他人と被ると結構な事故が起こります。

だから、というわけでもないですが、遊びやすくなるように色々な要素がうまく調整されています。例えば、
・鮮度にこだわらなければ1アクションで多くの資源が手に入る→パーツ作りが先行できる→ライデン瓶などの購入の必要性が早くやってくる
・序盤から死体を集めまくっていると、パラメータ上げが遅くなり、ワーカーの追加や強化が遅れる → 上記と同様、その分、他人と必要なアクションの時期がずれるので、ワーカーの少なさがカバーされる
・得点源として、怪物作成だけでなくパラメータ強化によるボーナス点が大きくなっている
などなどです。

リソース管理も一気にどばっと手に入る(死体1体分手に入る)ので、楽なようでいて、一度に複数パーツを作ろうとすれば、1体分では足りない場合もありますし、逆に種類によっては余る場合もあります。余ったリソースはラウンド跨る際に腐敗するので、使い切れないと点数が下がることもあります。処理すれば肉や骨として売れますが、できればうまいこと使い切って、本当に必要な分だけお金に変えたいと思うのが人の常です。

皮膚を張るようになる中盤以降は、血の獲得や鮮度の条件の厳しさなどが土台作成よりリソース獲得&管理の難易度を上げており、ゲームを通して、プレイヤーが徐々に考え方を変えていかないとならない(最適解が変わる)のも僕の好みでした。

獲得リソース量と費やすアクション量、必要リソース量と得点量で絶妙にバランスを取っている、やりたいアクションがすぐに埋まる苦しさはありながら、別の道筋をそっと提示してプレイヤーに気づかせるという遊びやすさと、量と質という2つの軸によるリソース管理のパズル的な面白さをうまく作り出している佳作だと思います。

テーマやストーリー性の高さだけの色物というよりも、しっかりしたユーロゲームをより楽しめるようテーマとストーリーで強化しているゲームです。まあ、テーマやストーリーがあわなければ、当然、そこはマイナス評価になるんでしょうが。絵面だけでなくテーマもストーリーもグロいですしね。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
-------------------------
連絡先:hidarigray@gmail.com
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