ディクシット

(3人でインスト込み40分ほど)
【ルール】
抽象的というか、不思議な感じの絵を各プレイヤーが持つ。
親が手札から1枚を選び、その絵から感じるイメージを単語や文章など、とにかく言葉で表現する。
親以外のプレイヤーは、親の言葉を想起できる絵を自分の手札から選び場に伏せて出し、親は場に出されたカードをシャッフルして場に表向きで並べます。
親以外のプレイヤーは場のカードのうち、どれが親の出したカードかを予想します。
親のカードを当てればもちろん点数が入りますが、自分が出したカードを誰かが予想対象として選んでくれれば、それも点数になります。
ただし、親の絵が全員当てられなくても、親の言葉が悪かったということになり、親以外のプレイヤーに点数が入ります。
親は、全員に当てられるか、全員が外すか以外の時には点数が入ります。
これを誰かがゴールするまで続けます。
【プレイ内容&感想】
Yがたまたま遊びに来たので、先日、ゲームマーケットで購入したゲームを出してきて遊びました。
男性陣はともかく、女性陣にはまず絵だけでかなり興味を持ってもらえますね。パーティーゲームと言うか、こういうゲームはYも好きなのでルールも面白そうと言うことになりプレイしました。
序盤は相方もYも感覚がつかめなかったのか、全員に当てられたり、全員に外されたりと親の時の得点が入らず、中盤までは僕がリードしました。
という途中経過を書いてもあまり意味がないのが寂しいところですが、ゲームとしては中盤以降失速した僕を、華麗に相方が追い越し1位でゴールしました。Yとは2点差くらいで僕がビリです。
なんか中盤以降、予想を外しまくってしまいました。
まあ、良く知った人と、お互いにどういうカードを出すのかというのを楽しむゲームです。ゲーム会とか全く知らない人とやって楽しいのかは微妙だと思います。
しかし、持ち主が一番その言葉にあったカードを持っているとも限らないのが案外難しいところかもしれません。
例えば、Yが「バルス!」といった時、空から手をつないだふたりが落ちてきてる絵をYが出していたのですが、相方がなんか破壊のイメージの絵をだしていたのでそちらに引っかかったりする一方で、相方が「ふたり」とか「ホットケーキ」とかいいつつ、そのままのカードを出してたりと、考えると読めなくなります。

相方のふたりとホットケーキ
言葉の選択も、これは言い過ぎかなあと中途半端な表現にすると全く伝わらなくて、誰にも当ててもらえなかったり。
そういうのも含めて楽しむゲームだと思うので、やはりある程度親しい間柄の人とじゃないと楽しさは何割か減ってしまうのが、このゲームの弱点と言えば弱点なのかもしれません。
あー、あと、ルールさえ知っていれば他のカードでも代用できそうに思っていたのですが、本当にカードの絵は絶妙で、ひとつの絵から複数のイメージを膨らませることができる絵ってのはなかなかなく、代用は難しそうだなと実際にさわってみて思いました。